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外食産業の歴史

昨日、こんな記事書きました。


そんで、今後飲食はどうしたら良いのか?

その前に、未来を語る前に、
過去をおさらいしておこうと、思います。

歴史を知ることで、
これからの未来も予測しやすくなるのかな?

何より、歴史を調べるのは
面白いです。

遡れば、
室町時代だの、平安時代だのとなりますが、
そこまでは掘り下げません。

飲食に興味ない方でも、雑学として
覚えておいて損は無いです。
(と、自己防衛の伏線)

◆外食元年

業界内で、外食元年と言われているのは、
1970年です。

実は外食は、
まだ50年の歴史しかありません。

その先駆けとなったのが、ご存知の、

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です。

また、同年に開催された、大阪万博に出店した
ロイヤルホストの前身のロイヤル、

ケンタッキーや、

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ドムドムバーガーも

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同じこの年です。

翌年71年に、マクドナルドが銀座にオープン。

ハンバーガーは、ドムドムの方が
早かったんですね。

マクドナルドの後を追って
その翌年には、モスバーガー、ロッテリアが
出店してきました。

ファミレスやファーストフードが
出始まったのが70年代です。

画期的な調理法や、合理的ななサービスが
話題になりました。

手ごろな価格で、後片付けもいらない
種類も豊富な、外食が注目され始めます。


◆外食成長期(1980年代)

女性の社会進出や、
人々の生活水準の向上などに後押しされ、
ファーストフード、ファミリーレストランなどが
続々と登場していきます。

その為に、
セントラルキッチンを作ったり
マニュアルの整備が行われ、
均一した料理提供、
サービスが可能となりました。

「美味しんぼ」の漫画が流行り、

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グルメブームが到来。

バブル景気も手伝って、外食の市場規模は
20兆円を超えてきます。

この金額、当時のデパート業界に迫る
勢いでした。

居酒屋も流行りましたね。

つぼ八、養老の滝、村さ来の、居酒屋御三家。

モンテローザの白木屋、笑笑、魚民
ワタミフードの和民、
コロワイドの甘太郎の、新御三家。

なぜ、新御三家にコロワイドなのか?
僕的には庄やだと思うんですが。。。

魚民って、ワタミのブランドと思ってた人
多いんじゃないかな?


◆外食成熟期(1990年半ば~2000年代)

バブル崩壊を受けて、
低価格戦争が勃発した時期ですね。

既存業態の出店スピードは落ちたものの

テイクアウトの弁当や、回転すし、お惣菜、
宅配ピザなどが勢力を伸ばしてきて
既存の業態と合わせ、97年には
外食産業は、空前絶後の29兆円の
市場規模になりました。

この頃、古株の大手チェーンから
新興チェーン店がのし上がってきましたね。

ファミレスなどは、サイゼリアが出てきて、
カフェも、ドトールの独占から、
サンマルク、スタバなど。

ファーストフードは、ハンバーガーだけでなく
トンカツ、うどん、カレー、寿司などと、
種類も豊富になってきました。

同時に、食品偽装の事件が起こり、
健康ブームに火が点いて、
有機野菜を使ったレストランや、
産地を明らかにする店が増えてきました。

飲食業の在り方を見直す
転換期とも言えます。


◆現在(混沌期)

リーマンショックによって
不況に陥る中、

外食各社は、ようやく気付きだします。

商品、価格、接客だけでは
集客できないこと。

更には、
2011年の東日本大震災
2020年のコロナ自粛要請

などの影響を受けて、
閉店、撤退が続いています。

外食産業は、
社会情勢に大きく影響されながらも、
その都度、方策を練って
生き残ってきました。

現在の状況下で、どこが
その突破口を開いていくんでしょうね。

時代は70年周期という人もいます。

あと、20年もすれば、
また、ファミレスの時代が来るのかなぁ?


「あとがき」

調べながら記事書くって大変💦
週末投稿は、つぶやきだけにしま~す。



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