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代表とクラブが上手く競合していくのが理想である

私はかつて「ブロークコアの競合他社はどこか、どこであるべきか」と述べたことがあります。

今回は、代表とクラブが上手く競合していくのが理想である、という話にしようと思います。

極めて端的に示す写真

「代表とクラブが上手く競合する」とはどういう状態であるのか。
極めて端的に示す写真を数枚見つけてきたので、示すことにします。

JFAなでしこサッカー公式Xより筆者引用。
Manchester City公式Xより筆者引用。

代表では相手、クラブでは味方、というサッカーらしさの溢れた写真であると思います。

私が注目して欲しいのは特に2枚目なんです。

マンチェスターシティのハーフジップトップスに「Asahi」とあります。
これは、よく似ているロゴだなあ、という話ではなくて、本当にアサヒ飲料なんです。

冒頭画像を再掲します。

Manchester City公式Xより筆者引用。

長谷川さんの顔の右を見てください。
「アサヒスーパードライ」がわかると思います。
ジャージにも白くAsahiと入っています。

アサヒ飲料はマンチェスターシティのスポンサーなのです。
ゆえに、ハーフジップトップスやジャージには、Asahiとあるのです。

一方で、長谷川さんは日本代表のイメージが強い選手でもあります。
この写真を見てください。

ゲキサカ公式Xより筆者引用。

日本代表によくある練習風景です。
日本代表なのでKIRINです。
キリンビバレッジがスポンサーだからです。

健全な競合には恩恵がある

冒頭挙げた拙稿で、私はこう締めくくりました。

競合他社が健全に競合し、競争することによって消費者も恩恵を受けられるようになります。

ゆえに私は、クラブチームのサプライヤーこそが日本代表のサプライヤーであるadidasの競合他社として望ましいと思っているのです。

上記拙稿より筆者引用。

これはサプライヤーに限った話ではないのです。
スポンサーにおいてもそうなんです。

キリンとアサヒが、adidasとpumaのように健全に競合することで、消費者は恩恵を受けています。

キリン一番搾りとアサヒスーパードライ。
キリンレモンと三ツ矢サイダー。
メッツコーラとウィルキンソン。
ファイアとワンダ。
生茶と十六茶。
午後の紅茶と和紅茶。

競合他社がライバルとして健全に競合することで恩恵があるのです。

サッカーは四年に一回だけじゃない

私は何度でもこう言いたいです。
サッカーは四年に一回だけじゃない。
クラブチームのリーグは毎年毎年あるのです。

私は、日本代表のサプライヤーやスポンサーだけではなく、クラブのサプライヤーやスポンサーも応援することにしています。

勿論、応援するチームによって贔屓はします。
ライバルチームのサプライヤーだと着たくない、ということはあるでしょう。

けれども飲食では、スタジアムグルメのように「何々を喰らい尽くしてくれるわ」もアリです。

マンチェスターシティの長谷川さんが活躍したら三ツ矢サイダーで祝う。
マンチェスターシティの相手選手が上手かったら三ツ矢サイダーを飲み干してくれるわ。

そんな楽しみ方も良いと思うんです。
クラブチームあっての代表ですからね。

日本代表の応援は、キリンレモンだけに限った話ではなく、三ツ矢サイダーでも良いのです。

競合他社が健全に競合するのが文化となります。
ヒカルの碁みたいなものです。
ライバルはいないといけないんです。

#炭酸が好き

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