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パリ五輪をパリオリパラと言わないのは何故かがわからない

パリ五輪のニュースが増えてきました。
どのニュースも「パリ五輪」と言いますね。

何故「パリオリパラ」と言わないのですかね。
気になったので調べてみました。

まずはググる

まずはググる。
「パリオリパラ」でニュース検索しました。

「パリオリパラ」の検索結果は4件。

4件のみ。のみです。
公式1、テレ朝1、TBS1、大学1。
それ以外のニュースは何も出てきませんでした。

「パリ五輪」では山盛りてんこ盛りで出るのに。

東京オリパラの時はあんなにオリパラオリパラとうるさかったのに、パリオリパラはそんなもんで本当に良いのかと思います。

多様性はどこに消し飛んだのか

私は、多様性はどこに消し飛んだのか、と思っているのです。

私はオリパラが嫌いです。
しかしながら、オリとパラを分け隔てないというコンセプトで「オリパラ」と呼ぶのは、悪くないとは思っていました。

五輪憲章は五輪の憲法みたいなもの。
五輪憲章の理念から言うならば、オリパラ憲章になっても良いぐらいだと思っていました。

五輪に関する全ては、憲章に基づき為されます。
いや、為されるはずだと思っていたのです。

しかしながら、たったの数年間(丸3年未満!)で、一気に消し飛びましたね。
元々消し飛んでいたとも思います。

五輪とコロナ

私はオリパラが嫌いです、と述べました。

実況が「また四年後にお会いしましょう」などと言ってしまうからです。
競技の主役はあくまでも毎年のリーグですから、四年に一度の祭典なんて嫌いなんです。

東京オリパラはさらに輪をかけて嫌いでした。

東京オリパラは、熱中症対策が不足していましたから、会場ボランティアが大量死する可能性が、極めて高かったのです。

ゆえに、東京オリパラは特に嫌いでした。
人間の無駄死にが本当に嫌いだからです。

幸いにして、コロナ禍の五類移行前だったので、ボランティアの大量死は防げました。
けれども、コロナ対策が必要でした。

五輪を原因とする感染爆発はあり得たのです。
あり得たどころか、実際にあった可能性もある。

無症状感染者が多いから。
微症状感染者を誤魔化せるから。

そんな中で、東京オリパラは強行されました。
私は、感染爆発、医療逼迫、変異株、そういった医療情報にしか興味が行きませんでした。
※私はコロナに一回もなったことがありません。

五輪とカネ

医療情報にしか私の興味は行きませんでしたが、そう言えばもう一つありました。

カネです。

かさみ続けたカネ。
コロナ対策を名目にしてついたカネ。
政府でなく組織委員会が要求したカネ。

派手だったけど外国ではこれぐらいのカネ。
日本では何故かこの規模でこれだけのカネ。

私は、カネにしか興味が行きませんでした。

元々、自分の好きな競技以外に興味がありませんけれども、東京オリパラの場合には別で、私は、カネにしか興味が行きませんでした。

政府負担は政府の負担ではありません。
国民の負担です。
カネはどうなるんだろう、と思っていました。

五輪のカネはレガシーになったか

当時の理屈は、政府の負担がありはするけれども五輪のレガシーが残る、というものでした。

残りましたか。

組織委による女性委員蔑視。
組織委の準備委による女性芸人蔑視。
その場凌ぎで改善されはしました。
五輪のレガシーは残りましたか。

あんなに「東京オリパラ」と多様性を掲げながら多様性に逆行していた国家は、今はどうですか。

五輪のカネはレガシーになったんですか。
本当ですか。
では、今現在の内閣府男女共同参画局のカネは、どうやって説明できるんですか。

マスコミが「パリオリパラ」と全く言わないで、「パリ五輪」と言っていたのを聞き、私はそんなことを考えていました。

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