子どもの頃ほど焼けていないけど大人と比べるとやっぱり黒い

子どもの頃ほど焼けていないけど大人と比べるとやっぱり黒い、という話にしようと思います。

子どもの頃

私と日焼けについては複雑な気持ちがあります。
私は子どもの頃ほど焼けていないからです。

子どもの頃は確かに焼けていました。
私よりも黒い人間が中々いなかったぐらいです。

私より焼けた人間を見ると、思わず嬉しくなって「日焼けしてるなあ！」と言ったものです。

その直後に「そんなに変わらないよ」と返され、私のほうが黒かったことが何度もありました。

腕の色を見れば一目瞭然ですからね。
「その色で言うんかい」と言われたのもよくある話だったのです。

大人になって

大人になって、私よりも(本当に)日焼けした人間も見かけるようにはなりました。
私が子どもの頃ほど焼けていないからです。

しかしながら、日焼けしていない人間と比べるとやっぱり黒いですね。

一昨日(土曜日)に、病院で採血をしているのですが、腕を出して驚きました。
やっぱり黒いな、というのが明らかだからです。

看護師さんの腕が白かったというのもありますが、やっぱり私は黒いですね。

近所のコンビニのベトナム人店員さんよりも黒いので、元々日焼けしやすい体なのだと思います。

図書委員みたいなやつ

ゆえに、私のセルフイメージとズレが生じてくるわけです。

私は自身を「図書委員みたいなやつ」と定義しているのですが、他者からそう評されることなんてまずありません。

「だって日焼けしているし」と返されるのです。

焼けなければ良いという話でもありません。
少しぐらいは日光を浴びておかないと、耐暑性が向上していかないからです。

暑さに耐える体をつくるためには、一定程度には日光が必要なのです。

日焼けした図書委員もいますから、肌の色で判断するのはおかしな話です。

晩秋か初冬に焼けている

子どもや選手が焼けているのは真夏です。
スポーツで焼けていますから。

一方で、私のような図書委員みたいなやつだと、焼けているのは晩秋か初冬です。
普通に焼けていますから。

体質で焼けているので、夏の黒さが尾を引く頃、即ち、晩秋か初冬に一番焼けています。

スポーツの翌日だけ黒い人なんて、数日経ったら戻ってくるんです。
翌日の黒さは、実は赤。赤っぽい黒さなんです。

本当に黒い人は、数日後に黒いんです。(本当)
当日や翌日の赤っぽい黒さでない本当の黒さは、数日後から顕在化するのです。

新しい十円玉と古い十円玉のような違いがある、ということを知っておいてください。

赤銅色はレッド

とは言え、古い十円玉のような私でも、日本人なものですから、黒ではありません。

アフリカ系の黒とは違うのです。
古い十円玉の色は赤銅色(しゃくどういろ)です。
赤銅色は文字通り赤系の色なのです。

かつて、ネイティヴアメリカンのモンゴロイドがレッドマンと呼ばれていたことがありました。

モンゴロイドなのにイエローではないのです。

何故か。
日焼けしていて赤銅色だったからです。

モンゴロイドには、新しい十円玉のように焼ける人も、古い十円玉のように焼ける人もいます。

当時のコーカソイドは、ネイティヴアメリカンのモンゴロイドはレッドマンである、というふうにまとめて定義していたのです。

※現在では、如何なる人種(レイス)であろうとも、日焼けした人(タンドパーソン)です。

白人は鮭色である

モンゴロイドよりコーカソイドの方が赤なのに、そう呼ばれていたのは不思議な話ですね。

コーカソイドは自身を白だと定義していますが、薄桃です。
焼く前の鮭のような色です。
夏には焼き鮭のような色をしています。

伊丹十三さんがサモンピンクと仰っていたのは、実に納得できる話です。
確かにサーモンピンクですから。
冬は焼く前の鮭の色、夏には焼き鮭の色なので、コーカソイドはいつでも鮭の色です。

トランプ元大統領が焼き鮭のような色であるので確認してみてください。
ああ成程、と思う方が一定数いらっしゃることと思います。

差別はやめよう

現在、日中韓で、日焼けしたアジア人に対しての差別があるそうです。
(どこで読んだか忘れました。)

日焼けして東南アジアみたい、というものです。

愚かな差別であり、絶対に論外です。
私は肌の色による差別を極めて強く否定します。

私が近所のベトナム人より黒いから、ではなく、人道的に肯定出来ないからです。

何人(なにじん)みたい、というのは差別。
明らかな差別なんです。

肌が弱い人間が肌の強い人間を攻撃するなんて、差別でしかないのです。

肌が強ければ心も強いなんてことはありません。
肌も心も両方強い人に対してであろうと、絶対に差別はいけませんけどね。

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私のセルフイメージについてはこちら。

伊丹十三さんについてはこちら。

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