目線は要らない件
今季も運動会の撮影に参加させて頂きました。
撮影をしている中で、よく周りの見えてる先生などはカメラマンの方に目線を向けてくれたりする。
とても有難いのだが
実は
目線は欲しくない。
何故かというと、
①カメラ目線はつまらない
②カメラ目線は親や先生でも撮れる
③こまる
①カメラ目線はつまらない
つまらないという表現が正しいかどうかですが
カメラ目線を貰うと、とりあえず合格点の撮影が出来て楽なのだ!!
ですが、記念写真では無く
イベントの記録として撮影する場合
やはり、何かをしている様子を撮影したい。
例えば
今回そう思った、サーキットという競技を例とすると
3歳児ぐらいの子供達がマットで前回りをしたり
トンネルをくぐったり
トランポリンを飛んだりするのです。
こちらとしては、そんな楽しい様子を
素敵に撮影してあげたい。
CMや広告のような映像や写真をここで再現したいのです。それがプロのカメラマンです。
けど、カメラ目線になると
イベントの様子ではなく
イベントの時の記念写真になってしまう
なので、ここではカメラ目線じゃないという話。
そして、もっと理想的な話をすると
カメラマン的には
顔は見えるけど、自然で立体的な角度
斜め45度から30度ぐらいの角度で撮りたい
なので、気の利く先生方はそちらに顔が向くように
しむけてくれると、より映えた映像や写真を撮れるのでありがたい。
②カメラ目線は親や先生でも撮れる
これはさっきの話の逆説的なものでもあるが
現実的に、はいチーズ!!ニコニコ〜!!
みたいなのは親や先生が撮ったほうがより良いに決まってる。(高校生ぐらいの年頃はカメラマンのほうが撮らせてくれるかも)
では親や先生ではなく
カメラマンが撮る理由ってなんや?
まず一番には先生は忙しい、親も見るのに忙しい。という所ですが。
まあいうと
アップで撮ることが出来る
ブレてない
そして明るい
なんなら背景はボケボケ
わかりやすいところだと、そんなところかな?
こういったものを撮影するための
経験、技術、知識が売りで
それを売るのがカメラマンの仕事です。
なので、親や先生の出来ない事をやると言う意味でもカメラ目線は要らないのです。
③こまる
これは実際よくある話なのですが
眼の前にいるけど
全然そこ撮ってないでー!!っていう話。
プロのカメラマンと一般人、アマチュアとの一番大きな違いは距離感ではないかな?
プロのカメラマンって意外と
遠おーくを撮ってます。
それには様々な理由があるのですが
簡単に言うと、10メートル20メートルぐらい離れて撮る方が綺麗なんです。
つまり、目の前は全然撮ってないのに
やってくれていて気を使うという話。
そして、複数箇所をあっちもこっちも撮らないといけない事もあり、次の場所を撮らないと行けないタイミングで、こっち撮ってー!!ってなると
実は結構こまるんです。
文句では無いですよ、申し訳ないなぁ
という思いです。
もちろんカメラ目線が欲しいときもある。
けどその時は、ディレクターやカメラマンが
こっち向いてー!!っていったり
事前にカメラを見て頂けるようお伝えしたりするのです。
当店、ライフフォトスタジオは
ジャンル問わず様々な撮影ができる
プロユースの撮影技術プロダクションです。
TV、CM、スポーツ中継やコンサートを撮るカメラマンが運動会を撮ってるんです!!
生きるを映す撮影所
LIFEPHOTOSTUDIO
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