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猫のこと

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猫について書いたnoteです。
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#ロビンソンズ

猫のこと…猫の名前をつけるならば

猫のこと…猫の名前をつけるならば

猫には名前がある。
みんなどうやって名前をつけてるのだろう。

子供の頃実家で飼ってた猫たちの名前は、全てうちの姉がつけていた。
なぜか僕には命名権がなく、そして僕はそれに異議を唱えもしなかった。猫に名前をつけるのは姉の役目だと思っていたから。

これから猫を家に迎えた場合、命名権は僕にある。
いざその時が来たら、つけたことがない僕は非常に困ってしまうだろう。
なので練習として、街で会った猫たちに

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猫のこと…迷い猫

猫のこと…迷い猫

近所の電柱に迷い猫の貼り紙があった。

動物病院に連れて来た時に、逃げてしまったらしい。

「ちょっと気にしとくか」

と心に留め、それから数日後。
夜勤に行く途中で普段見かけない猫と遭遇した。
この貼り紙の写真を撮ってたので、すぐに確認した。
似てる。特徴とばっちり合う。
すぐに飼い主さんに連絡して、
「僕近所なんで、気にしておきます」
と伝えた。

実際にその猫だったとして、捕まえるのは難しい

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猫の話…死後の世界

猫の話…死後の世界

猫はこの世で天命を全うした後、天国か地獄か、という選択肢はない。
猫は一匹残らずいい子だから、行き着く先は猫の死後の世界一つだけなのだ。

死後の世界に到着した猫は、いくつかの質問をされる。
「飼い主の名前は」
「幸せだったか」
「次生まれ変わるとしたら何になりたい」
ほぼ全ての猫が、はっきりと飼い主の名前を言えて、たとえ病気で死んだとしても、なんとか助けてくれようとした飼い主を思い浮かべ幸せだっ

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猫のこと…猫との生活

猫のこと…猫との生活

この間奥さんに、

「猫と暮らせる家に引っ越す?」

と聞かれた時、自分でもびっくりするぐらい無意識に、

「ん〜、どうかな〜」

と答えていた。
もちろん猫と暮らしたいし、猫との生活を渇望しているが、なぜか息をするぐらい自然に「ん〜、どうかな〜」と答えていた。

思えば今までの猫との生活は、自分が望んで実現したものではなかった。

最初は母がもらって来たし、

その猫が子供を産んだし、

子供を

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猫のこと…言葉を喋る猫

猫のこと…言葉を喋る猫

漫画や映画などで、言葉を喋る猫がいる。
それに毎回違和感を感じてしまうのだ。

別にそれが悪いとは言わないが、なんだか人間のご都合で描かれてるような気がする。

猫は「ニャー」としか言わない。
その「ニャー」にどんな意味があるのかを、人間が頑張って理解しようとするから素敵なので、こう言ってるのだと断言されるのはどうにも気持ちが悪い。
その翻訳された猫のセリフは、人間が人間を感動させたりほっこりさせ

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猫のこと…猫もどき

猫のこと…猫もどき

道を歩いてて、

「あ、猫だ」

と近づくとビニール袋だった、なんて経験をした人多いのではないだろうか。

僕はこれを、猫もどきと呼んでいる。
猫が好きすぎて、遠目に色んなものが猫に見えてしまう現象である。

だがしかし、最近ふと思ったのだが、これはビニール袋ではなく猫なのではないだろうか。
正確には、化け猫。

「猫だ!」と気づかれて近づいて来る人間がいる。
化け猫は普通の猫とは違い、人に姿を見

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猫のこと…柄

猫のこと…柄

先日、ツイッターでやってる猫アカウントに一匹の猫を載せたらバズった。

背中に並ぶ三つの丸。
お団子猫と称して上げたが、冷静に見るとおはぎだったかもしれない。

このことがきっかけになり、最近猫の柄や色のことをよく考える。
「全ての猫が全てかわいいし大好きだ」という大前提を踏まえて、僕はどの色や柄の猫が好きなのだろう。

まず茶トラ。

結局子供の頃に飼ってた猫に影響されるのだろうが、僕は茶トラが

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猫のこと…懐く猫

猫のこと…懐く猫

僕は猫によく懐かれるが、そのほとんどがメス猫だ。

この子も

この子も

この子も

この子も

この子も

この子も

この子も

みーんなメス猫だ。
何かメス猫をメロメロにさせるフェロモンみたいな物が出ているのか、それともイケメンのオス猫に取り憑かれてるかのどちらかだろうと思っていた。

そう言えば、17歳ぐらいの時にうちにいた猫で、病気がちで何度も病院に連れて行ってたあいつはイケメンのオス

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猫のこと…猫カフェツアー

猫のこと…猫カフェツアー

先日、ざわざわ動物園というライブを一緒にやってる芸人と、そのお客さんたちで猫カフェツアーを開催した。

いろいろな心配はあったが、みんな楽しんでくれたようでよかった。
芸人がとか、お客さんがとか、よりも僕が心配していたのが、こんなひっきりなしにお客さんが来て猫がストレスなんじゃないか?ということだ。
それを考えると、後半のざわお回は人が少なかったし、最後の自分の回も定員いっぱいではないし、自分も「

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猫のはなし…チビ

猫のはなし…チビ

僕が初めて飼った猫は、チビというメスの白猫だった。
前にも書いたと思うが、僕がまだ6歳ぐらいの時の冬、帰って来た母親の上着の胸元に入ってた子猫がチビだった。
初めは「なんだこいつは」と思ったが、僕はすぐにチビを可愛がるようになり、いつも一緒だった。
まるで子供のようにチビを可愛がり育てていたのだが、猫の成長は早い。
すぐに立場は逆転し、チビが親、そして僕が子供のようにいつも一緒にいてくれた。

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猫のこと…公園の白黒

猫のこと…公園の白黒

近所に猫が5〜6匹いる公園がある。
おじちゃんおばちゃんが世話をしてるみたいで、よく餌をあげてる姿を見かける。
この間通りかかった時は、自転車で来た外国人のお兄ちゃんが、バッグから袋を出すと中にカリカリが入っててそれをあげていた。

多分餌には困ってないだろう猫たち。
その中に、痩せ気味の白黒猫がいる。
きっと持病があるのだろう。他の猫は野良猫とは思えないほど丸々としているのに、この子だけはずっと

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週刊note「お詫び」

本日の週刊noteは単独準備に追われてるため、お休みさせていただきます。
お詫びにかわいい猫たちをご堪能ください。

はいかわいい。

週刊note「甘える猫」

週刊note「甘える猫」

昨日新宿で会ったはじめましての猫。
初対面なのにとても人懐っこくて、人馴れしていた。
僕はライブに行かなきゃいけなかったから、甘えてくる猫を置いて会場へと向かった。

ライブ後、来た道を自転車で走っていたら、来た時とまったく同じ場所にさっきの猫がいた。

猫はお寿司屋さんの前に姿勢よく座っていた。
「この店の猫なのかな」
と思い、再び声をかけた。
行きと変わらずめちゃくちゃ甘えてくる。
「お腹すい

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猫のはなし…猫みっけ

猫のはなし…猫みっけ

ツイッターで猫を探す写真が反響を呼んだ。
“バズる”というやつだ。

前から何度かやっていた「僕ぐらいになるとこんなとこにいる猫も見つけちゃうシリーズ」が突然バズった。

これがその写真。

芸能界の有名な方々からも反応を頂いたりして、ほんとツイッターのいいところを堪能させてもらった。
(ロバートキャンベルさんが引用リツイートしてくれた時は、恐れ多くてお礼のリプすら出来なかった。)

どこに猫が隠

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