マガジンのカバー画像

私の書斎(読書記録)

223
読書を全くしてこなかった私が、ある本に出会ったことで読書の素晴らしさに気がつき、今では新しい本を読みたくてワクワクしています。 そんな私の読書記録になります。
運営しているクリエイター

#読書記録

「紅蓮館の殺人」(阿津川辰海)

あらすじ 高校生探偵の葛城と田所は、尊敬する小説家の館を訪問しようと合宿を抜け出すが、途…

「透明な夜の香り」(千早茜)

あらすじ どんな香りも作ることができる調香師の朔。彼は、特別な臭覚を持っているため、外界…

「medium霊媒探偵城塚翡翠」(相沢沙呼)

あらすじ 死者の想いが視える霊媒の翡翠と推理作家の香月。二人は、心霊と推理を組み合わせて…

「リボルバー」(原田マハ)

あらすじ パリでオークション会社に勤務する冴。彼女の元に錆びた一丁の拳銃が持ち込まれた。…

「星降り山荘の殺人」(倉知淳)

あらすじ コテージが立ち並ぶ真冬のキャンプ場に集まった9人。作家、UFO研究家、スターウォッ…

「この世をば 下」(永井路子)

あらすじ 優秀な兄達の死、ライバルの自滅などを経験して、権力争いに巻き込まれていく。 強運…

「この世をば 上」(永井路子)

あらすじ 名門貴族の藤原家の三男坊の道長は、したたかに出世を狙っている兄達とは違いおっとりしていた。 そんな彼も、朝廷の権力争いに巻き込まれていく。 感想 来年の大河「光る君へ」の予習として読みました。 この本は、絶版だったようですが、復刊されたものを購入しました。 主人公は、藤原道長です。 平安時代に権力を欲しいままにしたイメージがありますが、上巻では、兄達に一歩も二歩も遅れを取ります。 おっとりしていた道長が、処世術を少しづつ身につけていきます。 いよいよこれから!とい

「源氏物語 巻10」(紫式部)

あらすじ 薫27歳から28歳の物語。 第51帖 浮舟(うきふね) 第52帖 蜻蛉(かげろふ) 第53帖 手…

「源氏物語 巻9」(紫式部)

あらすじ 薫24歳から26歳の物語。 第48帖 早蕨(さわらび) 第49帖 宿木(やどりぎ) 第50帖 東…

2023年11月に読んだ本(10冊)

・迷路館の殺人(綾辻行人) ・モルグ街の殺人(エドガー・アラン・ポー) ・八本目の槍(今村…

「源氏物語 巻8」(紫式部)

あらすじ 薫14歳から24歳の物語。 第44帖 竹河(たけかわ) 第45帖 橋姫(はしひめ) 第46帖 椎…

「源氏物語 巻7」(紫式部)

あらすじ 光源氏48歳から52歳、薫14歳から24歳の物語。 第36帖 柏木(かしはぎ) 第37帖 横笛…

「源氏物語 巻6」(紫式部)

あらすじ 光源氏39歳から47歳の物語。 第34帖 若菜上(わかなじゃう) 第35帖 若菜下(わかなげ…

「源氏物語 巻5」(紫式部)

あらすじ 光源氏36歳から39歳の物語。 第25帖 蛍(ほたる) 第26帖 常夏(とこなつ) 第27帖 篝火(かがりび) 第28帖 野分(のわき) 第29帖 行幸(みゆき) 第30帖 藤袴(ふぢばかま) 第31帖 真木柱(まきばしら) 第32帖 梅枝(うめがえ) 第33帖 藤裏葉(ふぢのうらば) 感想 光源氏の栄華ここに極まる。 自身の位も最高のものとなり、夫婦仲も良く、息子の結婚、娘の結婚と幸せの絶頂です。 幾度となく、宴が開かれる様子は、まさに平安貴族の雅な様子が描かれ