梅酒作り初心者が「ホワイトリカー以外」で梅酒を作る
人生で初めての梅酒作り。
梅酒を作ろうとレシピを調べていると、「ホワイトリカー」で梅酒を作っているレシピが多い。まるで「ホワイトリカー」でしか作れないという勢いかのようにさえ感じました。
そこで「ホワイトリカー」以外で梅酒ができないかと疑問がわいたので、家に残っているお酒で梅酒作りに挑戦してみました。
梅酒を作るに当たって、必要なことを調べてみたので紹介します。
▶梅酒に適している梅は「青梅」
梅の実が収穫される時期は、6月から7月頃まで。
梅酒づくりに使う梅に関しては、熟していない「青梅」を使うのが良いとされていますね。「青梅」の酸味と香りで、香り高い梅酒ができるようです。
今回購入した梅の実も「青梅」だったので、梅酒作りにはぴったりでした。何も考えずに購入したので、梅酒を漬ける梅の条件に当てはまってよかったです。
▶梅酒に適している砂糖は「氷砂糖」
梅酒は「氷砂糖」を使うとおいしく仕上がるようです。
簡単に説明をすると、浸透圧がうまく作用して梅からエキスをお酒に移してくれるということです。
浸透圧は、きゅうりに塩をした時に水が出てくる減少を思い浮かべるとわかりやすいと思います。濃度を一定に保とうとすることで塩分濃度の薄い方から濃い方へ水分が移動します。きゅうりの方が塩分濃度が低いので、水分が塩に移り、表面に水分が出てきます。
漬け始めは氷砂糖が完全に溶けていない状態なので、梅の方が濃度が高く、濃度を一定にしようと梅に水分が移ります。
その後、だんだんと氷砂糖が溶けてくると、逆に液体の方が濃度が濃くなり、梅からエキスを含んだ水分が液体の方に移ります。
よって、濃度の2段階の変化により、梅からお酒の方に梅のエキスを含んだ水分が移り、おいしい梅酒が出来上がるということです。
▶梅酒に適しているお酒は?
調べてみると、アルコール度数20%以上のお酒であれば、問題ないと言うことでした。
理由は、アルコール度数20%以下のアルコールで梅を漬けると、梅が発行してアルコール度数が高くなってしまうからです。アルコールを醸造することは法律で禁止されているので犯罪になるようです。
国税庁のホームページに記載がありました。
レシピを調べてみると、「ホワイトリカー」以外で作っている方もいらっしゃいました。ブランデーや焼酎を漬けるレシピがありました。
「ホワイトリカー」以外で梅酒を作っている方がいらしたので、梅酒作りに使うお酒は思い切って、「Gin」にしました。
理由は、Ginが好きだからです。ただそれだけです。
▶今回の「Gin」を使った梅酒作り
初めて作ってみたんですけど、簡単に仕込むことができました。
少量で作ろうと、100均で買った1Lの瓶に詰め込みました。思ったよりパンパンになってしまい、瓶からお酒が溢れそうになりましたが、なんとか耐えてくれました。
ホントは大きい瓶に作るのが最適だと思うのですが、スペースのことを考えると小さい瓶になりましたね。今年おいしくできたら、来年は大きい瓶で仕込もうと思います。
■材料
梅 :400g
砂糖 :300g
ジン :500ml
■作り方
1.梅のあく抜き
・へそを取って掃除する。
・梅を水洗いし、4時間ほど水に浸してあく抜きをする。
・水から取り出した梅の水気をペーパーでしっかりとふき取る。
2.容器の煮沸消毒
・水を入れた鍋に瓶をつけて、弱火で沸騰させる。
・5分程したら、瓶を取り出して乾燥させる。
3.梅を漬ける
・瓶が乾いて、冷めたら材料を瓶の中に入れる。
4.3ヵ月程保存
・定期的に容器を振って、混ぜる。
・3ヵ月ほど保存すると完成。
▶まとめ
今回は「Gin」で梅酒を作ってみました。
意外とお酒は何でも良いことがわかりました。
癖の少ないお酒の方が、梅の風味が感じやすくなりそうなので、癖の少ないお酒がいいのかもしれませんね。
今回は梅酒作りが初めてで上手にできるかわからないので、小さめの瓶に詰め込みましたが、溢れそうでした。今年おいしくできれば、来年は大きい瓶で大量に仕込みたいと思います。
下のかっこいい瓶で作りたい。梅干しとかでも使えそう。
経過や完成したらまた報告していきます。
#梅酒作り #やってみた
#お酒 #梅酒 #果実酒 #リキュール
#ジン #ホワイトリカー
#梅 #青梅 #氷砂糖
#浸透圧
この記事が参加している募集
「すき」すると、おいしい「夜ごはん」が、、、。 「すき」の数だけごはんがおいしくなる気がします。