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【日経平均株価】約30年ぶり、2万5000円台に上昇!〜理由と危機感を持て!〜

 10日の東京株式市場、日経平均株価は取引時間中として、29年ぶりに2万5000円台に上昇しました。日経平均株価、午前の終値は、9日の終値より268円37銭高い2万5108円21銭と1991年11月以来、29年ぶりに高い水準になりました。

 この理由として、9日のNY市場では、アメリカ大統領選挙でバイデン前副大統領が勝利宣言したことやアメリカ製薬会社大手ファイザーなどによる新型コロナウイルス のワクチン開発の発展が伝えられ、経済活動の正常化が早まったとの見解が広まり、東京市場でも不動産や海運など幅広い銘柄で買い注文が膨れました。

 この株価上昇に伴って、証券会社では、講座の新規開設数が上昇し、多くの関心が寄せられている。

 しかし、この状況を見て、私は危機感を覚えます。理由として、最近さらに新型コロナウイルス感染者数が上昇しており、北海道では1日あたり200人もの感染者数を出したり、世界中で5000万人にも達している。この状態を見て新型コロナウイルスのワクチンに期待するのも仕方ないことであるが、過去の事例を見てMARSやSARSなどのコロナウイルスのワクチンがいまだに存在していません。細菌に対する抗生剤の種類は現状多いものの、ウイルスに対抗する手段の開発は非常に難しい。

 日本経済は依然と厳しい状況で、さらなる感染拡大も懸念されている。この株価の上昇は景気の現実と乖離しており、バブルのような状態であると感じる。

今の景気現状と株価の上昇のきちんと確認し、パンデミックによって景気が悪くなる中で、さらなる金融危機に供えていくべきではないだろうか。

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