三富兜翔

最年少プロレス団体経営者|新進気鋭のプロレス団体「PPPTOKYO」代表|イベント・タ…

三富兜翔

最年少プロレス団体経営者|新進気鋭のプロレス団体「PPPTOKYO」代表|イベント・タレントプロデュース|手掛けたイベント100以上|述べ集客5万人以上|所属選手らをBreakingDownに輩出|現役プロレスラー宅地建物取引士|講演多数|慶應→博報堂→プロレス業界11年目

最近の記事

新宿FACEと新木場1stRingの狭間にある“ある種の”壁

去る今週火曜日はPPPTOKYO特別公演・ちゃんよたプロデュース興行でした。 お陰様で全席完売を達成することが出来ました!! また、コメントブースから溢れ返る程の媒体の数に正直ビックリしつつも、今のPPPTOKYOに、そしてちゃんよたに引きがあり磁場があるという事を再確認する事が出来ました。 関係各位の皆様に感謝申し上げます。 そんな一見すると大盛況に見える公演を終えて悟った一つの大きな気づきと学びがありました。 それは、新宿と新木場の間には、目に見えない大きな壁がある

    • YouTube生配信をしない理由と興行ビジネスに関する雑感。

      いよいよ来週に迫ったPPPTOKYO新木場1stRing公演。 今回はちゃんよたプロデュースと銘打って、ココでしか見られないマッチメイクが盛り沢山となっております。 特に、急転直下で決定したスターダムNBチャンピオン・飯田沙耶選手の参戦! 関根シュレック秀樹選手vs愛鷹力選手のRIZINファイターvs元K-1ファイターの一戦。 名だたる栄光のリングで戦う選手たちがPPPのリングに集結するという、非常に誉なイベントになることはもとより、それだけ今のPPPリングに熱量と磁場が

      • 積み上げてきたことの“証明”~ちゃんよたタイトル戦に思うこと~

        少し時間が経ってしまいましたが、先日スターダムさん後楽園ホール大会にて PPPTOKYO所属・ちゃんよたがNewBloodタッグタイトル戦に挑みました。 結果としてタイトル奪取は成らずでしたが、その日のベストバウトと呼び声も高い試合内容で、完全に会場に居たファンの心を掴む素晴らしい試合だったと思います。同時に海外ファンやメディアからの反響も大きく、自分としても誇らしく嬉しい気持ちになる一戦でした。 今日のnoteではそんなベストバウトが生まれるに至ったロジカルな分析、個人

        • PPP新宿公演を振り返る。-感動を創り出す方程式-

          少し時間が経ちましたが、今週火曜日に無事に新春一発目の公演を終える事が出来ました。 YouTubeアーカイブでは全試合見られますので、この機会に一人でも多くの方に見ていただきたい所存です。 本題とは逸れますが、こちらのYouTube生配信企画は完全に赤字倒れで継続中です。 それでも、ちゃんよたや胸毛ニキきっかけでPPPの名前を知ってくれる方々とYouTubeの相性はとても良いですし、海外ファンに向けても訴求出来る可能性を信じて、今後も会場は限られてきますが続けていきたいもの

        新宿FACEと新木場1stRingの狭間にある“ある種の”壁

          「限界」と「可能性」を感じた一年。

          早いもので、もう2023年が終わりを迎えようとしています。 とりわけプロレス業界に年末年始も関係ない感はありますが、世間の年の瀬感を肌で感じながらも仕事のテンションを維持していくのは難しいと感じる部分もあるわけで。 個人的にも、否、組織としても2023年は成長を感じた一年でした。 とにもかくにも、PPPTOKYOとして後楽園ホール公演を実現出来た事が大きいです。旗揚げから3年と少し。完全手弁当団体として、この場所まで辿り着けたことは、大きな自信に繋がりました。 観衆も平日

          「限界」と「可能性」を感じた一年。

          岡田新社長を応援したい。仕事とは誠実さに尽きるという話。

          今日はとにかく目まぐるしい一日でした。 何があったかという流れは諸々のリンクをご確認ください。 ■誠意と誠実さ 人の第一印象というのは意外にも大切だと思っています。 もちろん会うたびに印象が変わることもあるし、後天的にどんどん好印象になっていくこともある。何なら自分なんて第一印象はきっと良くない。会ったことのない人にも、謎のマイナス印象を持たれているということもある。なぜだ!?笑 それはそれとして。 株式会社ブシロードファイト(スターダム)新社長に就任した岡田様。 自分

          岡田新社長を応援したい。仕事とは誠実さに尽きるという話。

          スターダム様との弊社所属選手ブッキングミスに関する詳細

          まずはじめに、本件に関しては株式会社ブシロードファイト(スターダム)岡田社長より直接の謝罪と説明を頂戴しております。 両団体にて合意の上、今後は双方発展に向けて精進して参りますのでご理解、応援の程よろしくお願い申し上げます。 ※本件に関する内容は両者で文言や表現をすり合わせた上で文書化しております。 その旨ご理解の程よろしくお願い申し上げます。 その上で今後プロレス業界にて同様の事案が起きぬよう、再発防止の意味も込めて時系列にて詳細を明記いたします。 《経緯》 ■10

          スターダム様との弊社所属選手ブッキングミスに関する詳細

          最優秀興行を生み出す秘訣-独立、インディー系-

          対逸れたタイトルですが、要は「感動的で記憶に残る」プロレス興行を手がけるにはどんな要素が必要なのか?ということについて考察してみたいと思います。 というのも、先日開催された #ドイクマ興行 が非常に素晴らしく、観に来て頂いたお客様の記憶にも残るここ最近でもかなり秀逸な興行だったのではと、個人的に感動してしまいました。 アーカイブはまだ見られるみたいなので、ご覧になっていない方はぜひ! 大前提とした、今回考察する件に関してはイベント型興行のソレであり、いわゆるメジャー団体

          有料
          200〜
          割引あり

          最優秀興行を生み出す秘訣-独立、インディー系-

          興行ポスター論。或いは広告制作という意識。

          次回本公演の全体ポスタービジュアルが公開となりました。 2024年1月9日(火)新宿FACE.チケットは絶賛発売中でございます。 一昔前のプロレス興行のポスターと言えば、主力級の選手が大きく掲載され、人気やテーマの有無に関係なく所属選手が名前付きで掲載されているような「ザ・昭和」なデザインが主流でした。 それは地方巡業などに向けて、“街中やお店に掲載される”というスタンダードな営業スタイルが前提として存在したからなのかもしれません。 しかしながら、今やポスタービジュアル

          興行ポスター論。或いは広告制作という意識。

          史上初の赤字!?【プロレス興行収支報告備忘録】

          やや日にちが過ぎてしまいましたが、PPPTOKYO初の横浜進出となる、横浜ラジアントホール公演が先日無事に終了しました。 公式YouTubeチャンネルにてアーカイブ視聴可能です。1万回再生を超えてまだまだ見られています。 PPPTOKYO本公演としては超満員を記録出来ました。 しかしながら同時に反省点も非常に多く、ここでは特に興行ビジネスの数字的な部分にも若干触れながら、その難しさと今後に向けた学びを一般の方にも見えやすい形でまとめられたらと考えています。 しばしお付き合

          史上初の赤字!?【プロレス興行収支報告備忘録】

          自分をもっと俯瞰してみる。

          就活生みたいなタイトルではじまる今回のエントリー。短めです。 昨夜はとあるSNSマーケにまつわる企業の社長と会食でした。 そこで沢山の学びをいただきながら、個人的なフィードバックも兼ねて備忘録としてこの記事に残そうかと思っている次第です。 「三富さんはもっと自分の経歴と実績を全面に出した方が良い。」 ハッとさせられる一言をいただきました。 ことプロレス業界においては、選手としてのキャリアと実績が一つの物差しとなる事が多く、自分の中でそこに負い目を感じる部分もあり、どこ

          自分をもっと俯瞰してみる。

          ロッシー小川さんから言われた、“超絶”学びになった一言。

          ちょうど先日の夏すみれ選手周年興行にて。 またもやオモロいネタを…笑。 ありがとうございます! ちゃんよたがスターダムさんのリングに初めて上がらせていただいたのが、ちょうど一年前でした。 初参戦時の記者会見時からぶっ込ませて頂き、大きい器で受け入れてくださったことに感謝しています。 その時から、「話題になること」「渦を作ること」への意識はより一層強く持つようになりました。 またそんなプロモーションには「大義名分」や「整合性」「一貫性」といったエッセンスが必要不可欠だとい

          有料
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          ロッシー小川さんから言われた、“超絶”学びになった一言…

          報道を“読み解ける”人間でありたい。

          大阪に行っておりました。 クライマックスシリーズを観戦したり、世紀の税金の無駄遣いともされる、「海の時空館」や世界一ファンタスティックなゴミ処理場・舞洲工場等にも行けたりと、個人的な趣味が満たされな感満載です。 そんな放浪記は各種SNSまで…。 ◾︎本題に… ここ数日は、プロレス業界にとっても良くないニュースが飛び交っていました。 正直こういう類の話題にはあまり触れないスタンスですし、今後も触れるつもりはないのですが、こと報道の捉え方や、第三者の意見に関して思うところ

          報道を“読み解ける”人間でありたい。

          夏すみれ選手・10周年記念大会が素晴らしかった話。

          昨日は新宿FACEにて開催された夏すみれ選手10周年記念大会に足を運びました。 弊社所属のちゃんよたが出場ということもありましたが、 夏さんとは何だかんだで長いお付き合いということもあり。 キャリアの中でも見逃せない瞬間なのだろうと直感的に思い、現場に足を運びました。 ■超満員札止めの新宿FACE 久しぶりに完全超満員札止めの新宿FACEを見ました。立ち見も含めてこれ以上ない客入りと、大熱狂空間。 自身も頻繁に同会場で興行を打っているわけですは、ここまでの光景は近年久し

          夏すみれ選手・10周年記念大会が素晴らしかった話。

          プロレスラー、全員自主興行やろうぜ。

          ここ最近、プロレス業界は自主興行ラッシュ。 数年前から『1レスラー1プロモーション』時代が到来すると、あらゆる場面で発言してきました。 大手大資本を除き、ほとんどのプロレスラーが実質フリー化して、タレントとして需要があれば沢山のオファー(仕事)を受け、 プロモーターとしての気質があるプロレスラーは自身でプロモーションを運営していく。 近い将来こういう構図が生まれていく事は、数年前から予見していました。 今回は、そんな日本におけるプロレスリングビジネスの背景や仕組みを考

          プロレスラー、全員自主興行やろうぜ。

          “足”で稼ぐ~興行ビジネスは「空中戦」と「地上戦」~

          宣伝から失礼します! 来たる11月4日(土)に我がPPPTOKYOが初の横浜公演を開催致します! これまで東京を中心に大阪進出も果たしてきましたが、今回の横浜初進出を成功させて全国ツアーへの狼煙を上げていきたい所存です。 それに先立ち、先日横浜は関内方面に足を運び、プロモーション活動を行ってきました。 結果的に一晩で13軒のお店を周り、各店舗にポスター掲載のご協力やチケットをご購入いただいた次第です。 地方営業やプロモーションはWRESTLE-1時代にそのノウハウと経験を

          “足”で稼ぐ~興行ビジネスは「空中戦」と「地上戦」~