新米パパ、子育て3か月で感じたこと
4か月間取っていた育児休業も残り1月を切りました。残り日数を数えるたびに、心行くまで子供とじっくり過ごせる時間を取れてよかったと強く感じています。
今回もネタ3つにまとめました。
1.我流の抱っこだと手首と腰を痛める
生後3か月を過ぎて、息子の体重も6kg台に入りました。赤ちゃんの定期検診は、1か月の次だと4か月まで間が空くので、身長や体重がどこまで変わったか詳しい数値まで確認する機会がありません。
体重計をレンタルするご家庭もあるようですが、うちはもったいないので借りていません。という事情もあって、もっぱら体重測定は、近所の大型ショッピングモールに行った時、授乳室に据え付けられているものを拝借しています。
(大型ショッピングモールって子育て世代に本当やさしいですね。オムツ替えスペースや授乳室がきれいで広い。周りを見ても子供連れが多いので人目を気にしすぎないで済みます。子供が産まれてからは行く回数が一気に増えました。)
そこで体重を測ってみると、およそ6~6.5kgくらい。
産まれたばかりの時は体重3kg前後。もう重さ2倍です。
そりゃあ、産まれたばかりの時であれば、新米パパの不慣れな抱っこでもある程度は通用したのですが、今となってはそうは問屋がおろしてくれません。我が家ではまず先に、妻が背中を痛めてしまいました。
ということで、抱っこの練習をすることにしました。子育て本やネット情報を見ると、これがよいとされる方法が様々ありすぎて迷うくらいでした。我が家が行き着いたのは、こちら。
辻直美さんの”まぁるい抱っこ”を参考にさせてもらっています。
なかなか教科書通りとまではいきませんが、親自身の姿勢を整えること、肩全体を使って抱っこすることの2点を意識するだけでも、疲労感はずいぶん変わってくるなあと感じています。
自分自身の身体が歪まないように姿勢を意識するようになってから、腰や背中の筋肉痛や肩や首回り寝違えたような感覚に襲われることが減りました。長時間にわたって無理を言わせた姿勢と取り続けたことで、筋肉が悲鳴を上げていたように思います。
肩全体を使って抱っこするように意識してからは、手首の腱鞘炎がなくなりました。スポーツ選手は局所的に負荷をかけた運動を続けていると怪我をするので、それを防ぐ意味でも出来るだけからだ全体で動かしてると聞いたことがあります。
それと同じように、抱っこの時も手先や腕の筋肉だけに頼りすぎない抱き方を意識するとだいぶ抱っこも楽になるのかなと思います。(どちらも個人の感想です)
2.コミュニケーションが成立する気がしてきた
3か月に差し掛かろうという頃から喃語がよく出るようになってきました。
赤ちゃんがよく言う「あー」「うー」「ばぶー」とかです。
実際のところ、あまり、「ばぶー」というのは聞きません(笑)
先週あたりからは、周りの大人がニコニコ笑って、わははーと声をかけると、それにつられて「ハハッ」とか「きゃー」とか言いながら笑う仕草を見せてくれるようになりました。
これで、赤ちゃんの可愛さ指数が爆上がりします。本当に可愛い。
今までは、不意に笑みを浮かべるだけ。新生児微笑といって生理的な反射反応で、にやにやーっと笑う表情を見せてくれることはありますが、声は発していませんでした。こうした変化を見るたびに、子供は少しずつ成長していっているんだなあと感じます。
このほかにも、リビングで妻と談笑していると(寂しくなったのか)抱っこしてくれー!というような声で泣いて呼んでみたり、腕が疲れて床に寝転がってもらおうと姿勢を変えたとたんに(まだ置いてないのに)床で寝転ぶのはいやだー!というような声で泣き叫んでみたりします。
赤ちゃんの発達の段階は人それぞれ、早い子もいればゆっくりな子もいるのであまり時期はあてにならないと聞きます。そんな中、我が家の場合は、今のところおよそ中央値あたりのペースで着々と成長を遂げているのかなと感じています。
3.やはり男性の育休はお勧めしたい
先日、働き方改革に関連したwebセミナーを聞く機会がありました。(株)ワーク・ライフバランス代表の小室淑恵さんの講演だったのですが、この話がとても心に響きました。
noteにも要旨をまとめているので、ぜひご一読いただきたいです。
現在、日本社会は人口ボーナス期から人口オーナス期に突入しています。社会の人口構造が、今までのイケイケどんどん戦略からの転換がないと負担増の負のスパイラルに入るという状態です。
この状態の中でも社会が今後発展していくには、多様性のある人材確保、多様性のある働き方の実現が欠かせないとのことです。
となると、多様性のある働き方の実現する観点からも、育休を取りたい人は男性であっても取ることのできる環境を整えるなど、今後もっと取りやすい方向に変化していくのが自然な流れになるのではと感じています。私はそうした変化の先に、男性でも育休というのが、働き方の選択肢の大きな1つに変わっていけばと思っています。
現実を見ると、様々な事情で育児休業なんて取りたくても取るのは困難だという方のほうが今は大多数だと感じています。
私の場合も、たまたま職場の理解があったおかげで育児休業を取ろうと踏み切ることができたのであって、少しでも状況が違っていたら育児休業は諦めていました。
私が育休を取ろうと思った理由は、以下のブログにも記事を寄稿しました。
ただこの先、少しでも育休取りたいなと思う方がいれば、ごくわずかだとしても、短期間でも、一歩進んでその思いを実現してみてほしいです。一歩進むことには非常に大きな意義があると思います。
その方が歩いた一歩は、その後に続く道しるべになります。次に育休取りたいなと思った人は、そこから更にもう一歩踏み出していけるかもしれません。こうした連鎖が職場の風土を少しずつ変えていくと思います。
かくいう私も、4か月の育児休業を取りたいと思った大きなきっかけは、自分の職場で、過去に育休を取った先輩や同僚が何人もいたからでした。
自分が第一人者になるというのはハードルが高いですが、無理のない範囲で、今できる一歩を踏み出してみるのはいかがでしょうか。
先日、職場にも10月からは予定通り育児休業を終えて復帰予定であることを伝えました。残り20日です。めいっぱい家族との時間を大切にして過ごしたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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