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大転職者が語る、転職について


最近「転職」というキーワード多過ぎない?

ニュースでも雑誌でもWeb広告でもSNSでも、毎日毎日「転職」「転職」のキーワードを目にしない日はありません。
特にあなたがビジネスパーソンであれば「うんうん」と賛同してくれるはず。
一度業界情報を調べようと転職サイトに登録しようものなら、メルマガ、勧誘電話がひっきりなしにやってきます。
そう、現代を生きるビジネスパーソンにとって「転職」は常に隣にいる輩なのです。

「転職」という言葉は2つの意味を持っている!

転職という言葉は、2つの意味を持っていると私は考えます。
「転職」と「転職」です。
転職は、その名の通り職場を変わること。やることは同じ/似ているけれど、場所(会社)を変えることを意味します。
例)Aコンビニで働くのを辞めて、Bコンビニで働く。

転職は、その名の通り職業を変わること。やることが今までと違う/似ても似つかない、仕事そのものを変えることを意味します。
例)Aホテルで接客の仕事を辞めて、B工場で製造の仕事をする。

もちろん、この2つを同時に行う場合もあるでしょう。

転職は善なのか悪なのか

転職について調べていくと、必ず転職を善悪で考えるブログやニュース記事に出会うでしょう。
転職サイトの担当者(転職アドバイザー)でさえ、このような考えを示してくることがあります。

しかし、この考えをすんなり受け入れるのはちょっと待った!

私の考えは、「善でも悪でもない」。この一言に尽きます。
転職はすることが素晴らしいことでもないし、転職しないことが素晴らしいことでもありません。
転職はすることが悪いことでもないし、転職しないことが悪いことでもありません。

転職はそんな大それたものではなく、ごくごく当たり前に行われる、いわば自然なものです。

勿論、転職を善悪で考えることは否定しません。
しかし、この考えは(特に転職や現状に迷う)人々を不安にしてしまいますから、この手の文章に触れた時には「そういう考えもあるよね」程度にしておくのが無難です。


転職サイト・アドバイザーの矛盾

転職を勧めているサイトや担当者(転職アドバイザー)なのに、転職は多くても○社までにしよう!といった文言が併記されていることがあると思います。

これってとっても矛盾していませんか。

何故(なにゆえ)お主は転職を勧めておるにもかかわらず、勝手に転職のデッドラインを設けたり、わしの今後の仕事(転職)について首を突っ込んでくるのじゃ?と思いませんか。

人それぞれ、十人十色のバックグラウンドを持っています。
これからも、更に人それぞれ、多様な人生を歩んでいくことでしょう。
転職サイトや担当者(転職アドバイザー)にも事情があって、このような記載をしているのかも知れません。
しかし、それを読んだあなたが不安になっては元も子もない。
(いや、それが目的か?)
こういった矛盾に気がついた時にも、「そういう考えもあるよね」と受け止めるor受け流しましょう。

転職について考える時に超大切な2つのこと

ひとつ、思いつめないこと。
ふたつ、自分の考えに自信をもつこと。

転職しようぜ!転職バトル!という空気がある一方で、転職は悪だ、転職しすぎるのは良くない…という空気があります。

転職を考え始めたり、現状に不安や不満が大きい時に、転職に関する情報に触れることがあるでしょう。
ネット上に溢れる情報は、あくまでもひとつの意見です。
しかも、それが正しいかどうかはわかりません。
何故なら、あなたのバックグラウンドは人と違うからです。
書かれた内容・情報があなたに当てはまるなんて言い切ることは誰もできません。

あなたが転職しようと思った理由、あなたが今の会社や環境について思うこと、それはあなたがそう感じたのだから、間違いのないことです。

ぜひ自分の声を認めてあげてください。
そして、その後で、その先を考えてみてはいかかでしょうか。

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