MR.BIGとグランジの話。

昨晩は、クライアントさんと渋谷のロックバーへ。あれこれと仕事の話をしつつ、場所が場所だけに音楽の話もたくさんした。
その中でMR.BIGの話がすごく面白かったので備忘録的に。

僕はハードロック・ヘヴィメタルとかに一定の距離があるリスナーで、ほとんど真剣に聞いてこなかったけど、なぜかMR.BIGのTake Coverって曲だけは、ラジオで聴いてすぐにシングルを買い込んだ。すごく好きでそれこそカラオケで歌えるんじゃないかってくらいは聞いてた。

同行したクライアントさんはハードロック・ヘヴィメタルなんかにも造詣が深いので

「今聞いても、ヘヴィでもないし、大して難しい早弾きが目立つわけでない。すごくミニマムな曲に聞こえるし、なんていうかMR.BIGってすごい不思議なバンドなんですよね。」と言うと、

「当時は、ヘヴィメタルやらヘビーロックって、NIRVANAが売れちゃったもんでグランジからの影響がすごくあったように思うんだよね。特にMR.BIGって思いっきりグランジ方向に行ったような気がする。」

あぁ〜なるほど。言われてみれば、すごく分かる。思わずスッキリして声が大きくなった。

いくつも違わないのに、そういう時代の空気感みたいのってあんまりよく分からんもんだよなと思わされたのでした。
こういう、なんていうかちょっとした空気の変わり方？見たいのってなかなかリアルタイムじゃないと掴みきれんモンだなと。

なんにしても、MR.BIG…久しぶりに聴くといいな。