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ジャズはいつも即興を突きつけてくる。

先日は、福岡在住のDJ園田くんと定期的にお互いのジャズの名盤を聞いて感想を言い合うという会「Swing Like Talking」の4回目。

僕が推薦したのは「ブリジッドフォンテーヌ/ラジオのように」。

割とジャズと呼んでいいのか迷うような一枚だけど、アートアンサンブルオブシカゴが演奏しているので、まぁいいであろう。園田くんからも不思議な一枚だったというような反応だったかな。これ、すごく好きで定期的に聞いている。ある曲ではサンプリングもしています。

園田くんがおすすめしたのは…「Bobby Hacket/Coast Concert」。

こちらは、ニューオリンズのジャズど真ん中という感じで、すごく良かった。なんだけど誰もが「なんとなくこういうのあるよねぇ」と思う一枚でどうにもこう他との差がわからないという話になりました。

園田くん曰く、微細な差だけど即興部分のフィーリングが他とは似て非なるものだという話。やっぱりDJをやっているとそういうちょっとした差に敏感なのだろうか。

即興、今ではあまり重視されませんよね。ヒップホップのフリースタイルが一手に担っているのかな。
いわゆる即興で「いいよねぇ」なんてなかなかど真ん中ポップミュージックでは成り立ちづらいのだろうか。もっと気分を活かしたものがあればいいのにな。

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