筋肉の張り解消法ー上行路の仕組みその2
網様体脊髄路パターン
両足で立っているだけなら、たとえ目を閉じても、体の移動がなければ頭も動かさないので必要な感覚情報の70%は下肢からくる感覚情報です。視覚の情報はほとんど必要なく立位に影響を与えたとして10%、内耳にある三半規管・前庭系から情報も立位だけなら20%です。
下肢の情報は小脳、大脳感覚野にも伝達されますが、脳幹にも直接伝達されます。脳幹からの身体バランスの調整を「網様体脊髄路」と呼び、このパターンは「筋紡錘」を活性させます。今回の「筋肉の張り解消法」は、網様体脊髄路から話したいと思います。
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スポーツの試合の後、肩や腰、でん部などの筋肉が張り、動くどころか起き上がることもままならないことがあります。 シーズン中なら次の試合のスケ…
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