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独立するなら<223/1000>

【ラジオ体操526日目】
『ニコチンレス生活247日目』

こんばんは。
会社に対する不満を口にしている若者の言葉を聞きながら、もがいていた頃の自分を思い出したコマリストです。


今日は『本当のポジティブとは』というテーマで書いていきたいと思います。


会社に対する愚痴
上司に対する愚痴
同僚に対する愚痴
家族に対する愚痴


どうしても誰かに愚痴を言いたくなることってあると思います。


そんな時、何も言わずに愚痴を聞いてくれる人の存在は本当に大きいし、一人でもそんな相手がいることで救われる人は多いと思います。


とはいえ、愚痴は話している本人の存在価値を下げる言葉であり、聞いてくれる相手の心を害する言葉です。


出来る限り言わないようにするのが自分にとっても周りにとっても健全であることは100%正解だと思います。


今日は、愚痴を言っている起業家や経営者で上手くいっている人を見たことがないから、その道を選ぶならまずは愚痴を捨てた方が良いというお話です。


私自身が普段から意識している事でもあるので、あらためて思い出したことを言葉として残しておきます。

愚痴は自分を下げる行為

昨日、友人から面白い話を聞きました。


友人が働いている会社にいる、とある若者のお話です。


この若者は、とても勉強熱心で色んな書籍やセミナーで情報を学び、今いる会社から独立することを目論んでいる子。


どうやら、この子の父親は複数の事業を手掛ける経営者らしく、父親の会社を承継することも含めて、将来の道を模索しているとのことでした。
#自分探し


そういった気概を持っている若者のことは心から応援したい主義なので、もう少し詳しく話を聞かせてほしいと頼んで、分かる範囲のことを聞いてみることに。


聞いた感じだと、どんな事業をやりたいのかなど、具体的な事業に対する思いは持っていない。


ただ、今の会社で毎日変わり映えのしない作業を繰り返していると、『俺は何をしてるんだろう』と考えてしまうとのことでした。
#厨二感
#学生か


他にも話を聞いてみると、結婚した相手の女性が高給とりなので、仕事を辞めて専業主夫になることを勧められているという環境にいるらしい。
#尻に敷かれる
#ヒモになりたくない


話をまとめると、具体的にやりたいことがあるわけではないが、今の会社にやりがいを感じられておらず、高給取りの妻を見返したいから起業するか、父親の会社を承継するかということを考えているという感じ。
#まとめが長い


ここまで聞いた時点で、私的には「少なくとも今のマインドならやめておいた方が良い」と感じました。


そもそも、愚痴を言っている時点で、自分から変わろうという気概を感じません。


会社で任されている仕事に文句を言い、尻に敷かれている環境に文句を言っているだけで、変えるために自分がどうしたいかを考えていません。


完全に周りのせいにして、思考停止している状態。


こんなに恵まれた環境にいるのに自ら変わろうとしないのでは、起業したり承継したりした時に、ぶつかる壁に負けてしまうことは目に見えています。


そもそも会社を選択したのも、パートナーを選択したのも過去の自分です。


自分の選択を正解に変える力が無ければ、独立して他人のせいにできない環境に行った時に、潰れてしまう。


愚痴や文句は、過去の自分を否定し、価値を下げる行為です。


過去の自分をヒーローにしてあげる勇気を持てるようになってから、起業や承継を考えても遅くない。

上手くいく人の特徴

年間に200名近くの経営者とお話させて頂く環境に身を置いていると、その共通点に気付かされます。


上手くいっている経営者は、社会や環境、取引先のせいにしたりしません。


もちろん、コロにゃんのせいにも、戦争のせいにもしません。


出来ることと出来ないことを明確に把握していて、与えられた環境の中で最高のパフォーマンスを発揮することに集中します。


この人達がもしもサラリーマンだったとしたら、きっと日々の仕事に文句など言わないでしょう。


目の前に与えられた仕事を、もっと効率用こなすためにはどうしたらいいのか。


目の前に与えられた仕事の品質はどうやったら高まるのか。


そんなことを考えて、どんどん新しい実験をする。


そうやって、たくさんの知見を蓄えて、辞める会社の人達に惜しまれながら退職を選択した後に、経営者として成果を上げていく。


コレが、経営者として上手くいく人達の共通点。


ちなみに、経営者ではなく起業家として成功する人達は、目の前の仕事に面白味を感じなくなった瞬間に会社からフェードアウトする。


自分自身の想いと面白いかどうかを優先して、文句など言っている暇があったら次の行動を起こしている。


この行動力と熱量が起業家としての成功の源泉なんだと思います。


例の若者とは話す機会が無いので、この話を伝えてあげることは出来ないです。


話すことが出来るのであれば、伝えてあげたい。


逃げるように会社を辞めるようでは未来は厳しい。せめて会社のメンバーから辞めないで欲しいと懇願されるくらいになってから辞めてほしい。


もしも、現象に不満があって起業することを考えている人がいたら、参考にしてみて下さい。

じゃ、またね!

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