もう大丈夫。
【ラジオ体操288日目】
『ニコチンレス生活9日目』
こんばんは。
今年1年間の集大成となるイベントが終了したので、2ヶ月残っているのに年を越した感がハンパないコマリストです。
今日は『小さな1歩、確かな手応え』というテーマで書いていきたいと思います。
皆さん、私が2021年に最も苦労したことを覚えていて頂いているでしょうか?
そうです。これです↓
そして、いよいよ本日実際の授業が開催されたんです。
今日は、私が1年の中で1番苦労した中学生向けのキャリア教育プログラムの集大成となる授業を見学して感じた可能性についてのお話です。
教育に関わる皆さんのヒントになることが出来たら光栄です。
授業に繋がるプログラム
さて、実際に行われた授業がどんな感じだったのか、これを書く前に私が企画したプログラムについて簡単に紹介します。
実際に私が企画したプログラムは、
①インタビュースキルを学ぶ「事前学習」
②学んだスキルを活かして社会人から答えを聞き出す「実践学習」
③DVDを活用した振り返り学習
この三本立てが全て完璧に実行出来れば、期待する学習効果を提供できたかもしれません。
けれど、実際は②を実施するタイミングで緊急事態宣言が発令されたことによって、プログラムは中途半端な形での提供となりました。
事前に質問内容だけを学生から集め、その質問を講師に投げかけて、答えて頂く形式で動画を撮影。
それをYouTube動画として専用サイトから発信すると同時に、DVDに収めて地域内30校の中学校に配布しました。
つまり、配布したDVDをどう活用するのかは、中学校次第だったということ。
そして今日、実施されたのが、そのDVDに登場する講師の中から中学生が希望する講師を学校に呼んで講義を聞いたり、体験をするというもの。
これを対象エリアのモデル校であるH中学校が実施してくれたため、地域でそれなりに影響力を持つ新聞社の取材も入っていました。
では、実際の授業はどんな感じだったのか。
集大成となる授業
さて、結果からお伝えすると、本日行われた授業は『最高』でした。
当初、中学生にどうなって欲しいのかを考えていた際、1つのキーワードがありました。
それは、「主体性」
どんな形でも良い。
夢を持つことが恥ずかしいことではないと思える生徒たちになってほしかった。
夢がなくても、夢を見つけるために前向きになれる生徒たちになってほしかった。
自らの将来を真剣に考え、主体的に生きていける生徒たちになってほしかった。
そんな壮大な目標を抱いてスタートした企画だったわけです。
そして、今日の授業で1つの成果みたいな光景を見ることが出来ました。
講義終わりの質疑応答の時間。よくある光景は、「質問のある人は手を挙げてください」という問いかけに対して、”誰一人手を挙げない”というもの。
大人向けの講義なら、日常の光景ですよねw
それが、何と10人近くの生徒がスっと手を挙げたんです。
正直、グッときました。
それと同時に、安心感のようなものが生まれたんです。
”あぁ、この生徒たちはもう大丈夫だ”
実際は、今回のプログラムの成果というわけでなく、この中学校が日常的に生徒に伝えているものの成果だと思います。
でもね、少しくらいは貢献出来たのかもしれないなという喜びを感じたことと、素敵な質問を投げかける生徒の姿に感動したことは許して下さい。
実際、中学生から出た質問は面白くて、
・年収はいくらですか?
・編集ソフトは何を使ってますか?
・職業人生のターニングポイントはいつでしたか?
・もう一度、1からやるならどんなコンテンツを提供しますか?
などなど、現実的なものが多くて、真剣に考えているからこその質問ばかりでした。
ということで、今年1番のプロジェクトは大成功だったと納得しています。
来年も、教育に関わる企画を1つ以上は実現したいなと本気で思ってます。
未来を担うこどもたちの為に、大人として出来ることを実行していきます。
じゃ、またね!
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