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苦手意識との向き合い方〈26/1000〉

【ラジオ体操331日目】
『ニコチンレス生活52日目』

こんばんは。
長い間、セールスに対して苦手意識をもっていたけれど、2021年を振り返ってみると商談からの成約率が100%だったことに気づいたコマリストです。


今日は『苦手で嫌いは努力の原動力』というテーマで書いていきたいと思います。


皆さんは”セールス”が得意ですか?
皆さんは”セールス”が好きですか?


営業職では無いし、経験がないという方もいるかもしれません。


ですが、自分の人生の経営者は自分であり、人生の営業担当は自分です。


つまり、自分自身を誰かに知ってもらって、信用されたり、人間関係を築く行為はセールスといえると思います。


その上でもう一度考えてみて下さい。
”セールス”は得意ですか?
”セールス”は好きですか?


今日は、セールスに対して強烈な苦手意識を持っていた私が、何故か売れるようになっている理由について記録してみるという回です。


私と同じように、セールスが苦手だという方は、何か気づきがあるかもしれません。

セールスへの苦手意識

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さて、まずはどうして私がセールスに対して苦手意識を持っているのか説明します。


10年以上前。
”つまらないから”という理由で大学を中退して働き始めた会社は、日本で1番有名な営業会社であり、日本を代表するブラック企業。


毎日怒号が飛び交い、上司からの電話は3コール以内に出ないと詰められ、殴られるような環境でした。


その会社に在籍していたのは数ヶ月のみで、新人賞のようなものを獲得したけれど、すぐに上司を殴り返して辞めた。


今思い出しても、本当に恥ずかしい私の黒歴史です。


ただ、当初感じていたのは、営業という仕事がハムスターホイールを走り続けるような仕事だということ。


どれだけ売っても、月が変わるとゼロクリアされ、個人がたくさん売っても連帯責任で帰れない。


終わりのない迷路をグルグル回り続けるような感覚。


営業という仕事の本質を理解出来ていなかった私の若気の至りでもありますが、この頃の感覚が今もなお、ずっと残り続けている。


その後いくつかの会社で営業職を経験していますが、この感覚を打ち消すことは出来ず苦手意識だけが蓄積していきました。


これが私がセールスに対して根深い苦手意識を持つことになった理由です。

苦手克服のために

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セールスという仕事と最悪の出会い方をしてしまった私が苦手意識とどう向き合ってきたのか。


まず私は、『苦手を克服する』という日本の教育に対して批判的な意見を持っています。


ですが、その教育のもとで育ってきたのも事実です。


ということで、苦手意識を持っているものに対して無意識レベルで克服しようとしてしまう。


セールスの本を山ほど読み、
セールスの教材を穴が空くほど学び、
色んな場面でアウトプット。


それでも、私の苦手意識が無くなることはありませんでした。


ただ、私を評価してくれる周りの人は口を揃えてこう言います。


”コマリストさんは大丈夫”
”コマリストさんの営業力はすごい”


これらの言葉は、私に勇気ではなくプレッシャーを与えていました。


何の実績もないし、
何の成果もあげていない。
特筆すべきスキルもないし、
自信なんて全く無い。


けれど、このプレッシャーが私に”焦り”をもたらし、努力し続ける原動力になっていました。


そして、気づいたんです。
2021年は、成約率が100%だということに。


売り込んだという意識は全くありません。ただ、目の前のお客さんの困りごとに寄り添うことだけ考えていました。


未だに、セールスは嫌いだし、苦手意識は全く無くなっていません。


それでも、努力し続ければちゃんと結果は付いてくる。


苦手なままでいい。
嫌いなままでいい。


努力を止めない理由になってくれるのであれば、苦手意識はむしろあったほうがいいのかもしれません。


こんな向き合い方は、歪なのかもしれません。


ですが、苦手だから嫌いだから、自分なんてダメだと決めつけるより、苦手意識があるままでも”今できること”を愚直にやり続ける方がいい。


楽にいこう。

じゃ、またね!

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