見出し画像

悪魔のツール

【ラジオ体操7日目】

こんばんは。
謂れのない悪口(噂話)がきっかけで、学年の9割の女子生徒から嫌われて、自分の席の周りに1m以上の空間を作られていたことを良いことに、授業中も気持ちよく爆睡させて頂いていた高校時代を過ごしたコマリストです。
#卒業前に誤解は解消しています


今日は、私がすごく嫌いな"悪口"について書いていきたいと思います。

悪口を辞書で調べると、
「他人のことを悪く言うこと。」
「貶すこと、悪態をつくこと。」
こんな意味が出てきます。

辞書的な意味を調べなくとも、この言葉に良い印象を持っている人は、あまり多くないと思います。

けれど、会社や学校、地域のコミュニティなど、
"集団"があるところには、必ずと言っていいほど発生してしまう悪口。

誰が言い始めたのか、話している本人ですら知らないことも多いと思います。

自然発生ともいえるこの悪口は、
なぜ発生するのか?

これは、誰かを陥れるような発言をすることで、
自分自身を守りたいという防衛本能が働いた結果
なのかなと思っています。

そして、悪口が人を介して伝染することで、噂になり、いずれは本人の耳に入るというようなこともよくある話かなと思います。

まさしく、私の高校時代に学年の9割の女子生徒から嫌われるきっかけとなった噂は、とある1人の生徒の悪口から生まれました。

といっても、当時の私は人付き合いを面倒だと考えていたので、周りが勝手に離れてくれる環境に"ラッキー"だとしか思ってませんでしたがw
#心臓に毛が生えている


もう少しだけ、
悪口が発生する原因について、考えてみると、
これは、確かに都合がいい理由があるなということに気づきました。

それは、
①その場にいない誰かに対する悪口は、話題の無い集団にとって話しやすくて盛り上がる。

②"共通の敵"を作ることで、その場にいる人の親密度が高まる。

この2つです。もう、これは悪魔のツールですね。
これだけ見ると、本当に便利なツールに感じてしまうほどに、ちゃんとしたメリットを持っているからこそ、自然発生してしまうのかなと。


と、悪口が発生する理由について、考えたことを書いてみましたが、冒頭に書いた通り、私は本当に悪口が嫌いです。

どれくらい嫌いかというと、誰かが悪口を言い出したらシラケてその場を離れるか、悪口を言い出した人間を黙らせて空気を壊すほどです。


そんな私が、特にこの人もったいないなと日頃から感じている悪口(愚痴)があります。

それは、「会社に対する悪口」と「パートナーに対する悪口」です。

そりゃ働いていれば言いたいことも、
不満も、要望も出てくるでしょうし、
人と人が生活していれば、
価値観の違いによる不満も出てくると思います。

たくさん言いたいことがあるのは理解できます。
ただし、共感はできません。

それは、私が
言いたいことがあるなら、
はっきり相手に伝えればいい。
と考えているからです。

こう書いてしまうと、
「いや、それができれば苦労しない」とか
「立場ってものが・・・」とか言われるかもしれません。

これを言ってしまう人に、
知っておいてほしいことがあります。
それは、『大前提に戻ってほしい』ということ。

大前提というのは、
今、悪口を言っているその相手を
「パートナーとして」「就職先として」選択したのは誰か?ということです。

今、腹を立てていたり、不満に思っていたりして、悪口を言う行為は、過去に自分自身がしてきた選択を否定しているのと同じことです。

つまり、悪口を言えば言うほどに、自分自身を否定しているということ。


”聞いて聞いて!
私ってこんなにバカで、出来ない人間なんですよ。”

こんな自己開示をする人は、おそらくほんどいないと思います。
というか、こんな人いたら、「頭おかしいな」と思うんじゃないでしょうか?
#たまにいますけどね

けれど、自分が選択した会社やパートナーに対して、外で悪口を言う行為は、これをやっているのと同じことなんです。


ちなみに、私は過去に会社に対して悪口を言っている人に、この内容をハッキリと伝えたことがありますが、その人の答えはこんな感じでした。

"俺は、会社を良くしたいと思って言ってるんです。"

耳を疑いました。
理解が追い付かずに、思わず「そ、そうなんですね。頑張って下さい」と返してしまいました。

私の本音は、
いや、だったらちゃんと伝えたらどうですか?
改善提案として正式な手段でも伝えられるし、
上層部に直談判することもできる。

伝える方法はいくらでもあるはずなのに、それを実行しないで"他人の私"に話していて、会社は良くなるんですか?という感じです。

すみません。長々と悪口について書きましたが、
結論は、
"コマリストは悪口が死ぬほど嫌い"ってことです。

もしかしたら、まさしく今、誰かに腹を立てていたり、会社に対して不満を持っている方からすると、嫌な話だったかもしれません。
#ごめんなさい

けど、その不満や怒りを"悪口"として話してしまうのはちょっと待ってほしいんです。

それをしたところで、
自分の価値を下げるだけで何の得にもなりません。

どうせだったら、そんなことに時間を費やすよりも、もっとワクワクできることや成長できることに時間を使ってほしいと思っています。

何ならその不平不満すら利用して、乗り越えるために試行錯誤して、自分の力で乗り越えたら、その先のあなたは、同じことが起きてもなんとも思わなくなっているはずです。

悪口という行為が、”自分自身の弱さから生まれてくるもの”だと知っていたら、

誰かを否定することじゃなく、自分を成長させることにフォーカスしてもらえるんじゃないかなと期待を込めて。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

ということで、本日のまとめです。
・悪口が生まれる理由
・悪口のメリット
・自分を否定するより、成長しよう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?