ATAMI
エイヤー!と宿を予約したのが11/12の昼過ぎ。旅に飢えていました。
11/21(火)
電車の旅
家を出発。東海道線のボックス席に座って南下し、小田原駅にて別車両に乗り換え。通勤通学の人々でそこそこに混雑。小田原までは2021年冬の箱根日帰りで来たことがあった。
そして未知の熱海へ。
サンバードと海
熱海銀座おさかな食堂はなれにて、予め組んでいた旅程が初めから見事に瓦解する。定休日。インスタで告知していたらしいが、そこまではさすがに拾えていなかった。
熱海銀座をふらふら歩きながらご飯が食べられそうなところを探すも、平日8時台は当然のごとく営業していない。
喫茶サンバードが9時開店ということだったので、開店までサンビーチと親水公園で海にふれた。
熱海の海は驚くほど澄み切っていて、潮の匂いもない。サンビーチは見事に石ひとつない綺麗な砂浜。写真を撮ったり波を見たりして、開店までの1時間は不思議とあっという間だった。
喫茶サンバードではコーヒーとミックスサンドを注文したけれど、あまりにも空腹で、食べた先から消化してしまう。
ロープウェイ
ロープウェイでぐいぐい上がっていき、対岸のホテル群と海の広さの両方楽しめる。航行する船を見るのも楽しい。
起雲閣
前知識を入れず、綺麗な庭園くらいの気持ちで行ったら想像よりはるかに見応えがありすぎた(もちろん庭園も美しいです)。泊まった文豪たちを羨ましく思う。
平日ということもあり、ほとんど人のいない状態で撮影できた。
パインツリーとニューアタミ
純喫茶パインツリーを予定
→でも朝も喫茶だったし、おさかな食堂本店に行くか
→おさかな食堂そこそこに並んでいる
→純喫茶パインツリーへ
空腹の前には何者も勝てない。
空腹and移動行程を考えてカツサンド、そして有名な煙の出るパフェ。インベーダーゲームが置いてあったり、シンプル緑の大きなクリームソーダがあったりでレトロ度合いも高め。
(※パフェ食べる時ってジェンガやってるみたいな気持ちで食べませんか?)
店を出てすぐのところにニューアタミ。
温泉GIRLって書かれたシャツとか、ニューアタミの真っ赤なトートバッグとかものすごくほしかったけど我慢してキーホルダーを買った。ナイス湯。
熱海梅園
熱海は意外と山の存在感が大きく、街そのものが坂に作られているので、行く時は強めのスニーカーで歩くことをおすすめする(もしくは東海バスor伊豆箱根バス1日乗車券を買おう!)
ここまで健脚を駆使して移動してきたけれど、さすがに梅園は山の上にあるのでバスで向かった。
春は梅、秋は紅葉で染まるらしい。最適すぎる。紅葉は都内よりも少し遅めで、七割くらいはまだ青い。12月上旬まで紅葉まつりと銘打っているからこれからが全盛期なのかも。
歩いてたら知らないおじさんに「ちょっとこの先にある滝すごいから!見ていきなさい!」と熱弁される。すれ違いざまに観光案内されたの初めてだ。滝はすごかった。岩に空洞があって裏側からも見られる。
滝からもう少し登ると足湯があって浸からせてもらった。ちょっと、だいぶ、熱い。回復。
来宮神社
わけあって夕方と夜の2回参拝。
大楠の存在感と人気がすさまじく、神社自体もカフェや撮影スペースが設置されていたり、夜は明かりが灯っていて参拝しやすい雰囲気。
伊豆急
東海道線のいつもの車両が来ると思っていたら御用列車みたいな子が走ってきた。指定席制か??とドギマギしなから乗ったけど全てが一般席扱いで料金もローカルと同じ。どこに座っても景色が楽しめる設計なのがまあ素敵だ。考案者に拍手。時間のことさえなきゃ……と思いながら網代駅で降りる。
大成館
本日のお宿…ではなく、日帰り入浴として大浴場に浸からせて頂きました。80分のうち60分くらいは私しかいない実質貸切状態で
内風呂→露天風呂→椅子整い→内風呂→LOOP……
たぶん他のお客さんは宿泊されているから、専用の展望露天のほうに浸かっているんだろうな……( ˘ω˘)スヤァ…
Muddy Cat
いったんホテルにチェックインし、荷物を置いて網代からふたたび熱海。
猫に会えるかもしれないバー。
今回はイッチとタビ子ちゃんとご対面!
イッチが非常に人懐っこく、来店時に「誰だー?」と言わんばかりに迫ってきて感動した。猫カフェ塩対応キャットに慣れてしまった心に優しく染み渡る、イッチの重み……(普通に膝に乗ってきます……)
お酒とおつまみと締めのラーメンも美味!
バスでホテルに戻ろうとしたら、Googleマップで調べていた時刻表と異なることが判明。乗る予定のバスはそもそも無く、次のバスは1時間後となっていた……。
そこそこ寒かったので待ち続けるのは諦め、別路線で来宮駅→電車が来るまでの時間でふたたび参拝→電車で網代に戻った。
11/22(水)
hotel 2YL ATAMI
このホテルありきで今回の旅程を組んだ。
やはり思った通りの素敵な空間があり、そして素敵な朝を迎えた。
全部屋制覇したいし、テラスに友達を連れてきて粛々とバーベキューをしたい、本当は誰にも教えず自分だけ推していたいホテル。
The STAND
ホテルで優雅に朝食をとったのに、チェックアウトをする頃にはもう空腹だった。坂を降りてすぐのところにあるピザ屋さんに立ち寄り、焼きたてマルゲリータを食べた。
「絶対に他のピザも美味しいじゃん……期間限定の秋刀魚ピザも食べるか……?」という誘惑をグッとこらえて、コーヒー片手に海沿いを歩いた。
平鶴
えっ、また温泉?!と思ったあなた。
今月だけで3回も銭湯に行っている私をなめないでいただきたい。(でも本当に行き過ぎだから来月は抑えようかな……。)
平鶴も日帰り入浴可で、平日11時の1番客としてまた私だけの貸切状態で悠々と浸かった。
ここは露天風呂から海を眺めることができるので、本当にいつまでも浸かってしまう。
上がってからもしばらく顔が熱かった。
「そのうち行きたいな~」を現実にできる心地良さったら。そして「みんな働いてる中…温泉にいる…へへ…」という優越感。
漠然とした不安とか寂しさとかそういったものも全部温泉に溶かしてさようなら。
今回諦めた鯖定食とか船とかプリンは次回に持ち越そうと思う。
そして今回大活躍のOLYMPUS PENちゃん、買ってよかったよ本当に。
番外編
平鶴湯上りにて熱海旅行を終えた私は、網代から横浜へ向かい、ことちゃんと馬車道十番館でケーキを食べて横浜市街を散策したのであった。
おしまい
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?