マルヒロに入ってどがんね?~前編~
こんにちは!
朝晩が冷え込むようになってきましたね。
冬がすぐそこまでやってきてるようです。
時間が経つのは早いな~と感じるのですが、
なんと2018年のGW中に開催された波佐見陶器市から
すでに半年も経っているのです!!!
つまり、来年の陶器市開催まで
半年を切ったということ!
気が早いかもしれませんが、
もうすでに楽しみで仕方ないですね~!
実は今年の陶器市のあと、
今年からマルヒロに入社した新メンバーで
「陶器市どうだった?」とか、
「マルヒロに入ってどんな感じ?」
などなど、プチ座談会的なことをしたんです!
この座談会をだいぶ前に文字にはおこしていたのですが、
サラフチにアップする機会がなかなか訪れず・・・。涙
「陶器市から半年」という節目に
ぜひアップしたい!と思ったのでした!
マルヒロの新入社員(左からご紹介!)
荒木里奈(あらきりな)
田崎龍星(たさきりゅうせい)
衞藤涼花(えとうすずか:今回の書き手)
松山良二(まつやまりょうじ)
の4人でマルヒロについて、さらには波佐見町について、
まじめにときには笑いあり!で語り合ってみました。
前編・後編と分けてみなさまにお伝えしていきたいと思います!
4人ともまだ入社して数か月と経たない新入社員。
里奈さんは東京出身。
マルヒロへの転職をきっかけに波佐見町へ移住。
龍星さんはもともとカメラマンをしていたのですが、縁あってマルヒロへ転職することに。
良二さんは昔からの友人である匡平さんの熱い思いを受け、今年の4月からマルヒロで働くことになりました。
私、衞藤は大学卒業したばかりの新社会人。
それぞれ異なる場所から縁あってマルヒロに集まってきた4人。
どんな物語があるのでしょうか?会社近くの池のほとりにて、私が質問をしてみなさんにお話ししてもらう形でプチ座談会のスタートです!
―まだ入社して数か月しか経ちませんが、マルヒロの雰囲気はどんなかんじですか?
龍星:自分は地元が武雄市で、知り合いの知り合いとか社員の人たちとどこかしらでつながりがあったこともあり、すぐに溶け込めましたね。なんだか近所のひとって感じで、地元トークもできました。
里奈:会社内にもともと友達同士が多かったり、家族経営ってこともあって、「大きな家族感」がありますね。あと、みんなのことを下の名前で呼ぶっていうところも、距離感が近い気がする。
良二:荒木さんだけまだ下の名前で呼べない。(笑)シティー感が強いからかな?
里奈:でも、すでに結構ぼろが出てますよね。全然かっこよくない。(笑)
―マルヒロのアットホーム感は私もしみじみ感じているところです。会社の打ち上げとかすごく楽しいですよね!さて話は変わりますが、先日無事に終了した波佐見陶器まつり。マルヒロでは「マルヒロガレージセール」と銘打って開催しましたね。入社して最初のビックイベントでしたが、実際にマルヒロの一員として参加してみてどうでしたか?
里奈:忙しかったですね。体力がないなって思った。
良二:でもあんまりそんな風には見えなかったけどね。
里奈:ほんとですか。家帰って畳で寝てたら、頭上がんないわって思って。(笑)
良二:たしかにきつかったけど、ガレージセールが終わった後の「ロス感」があったね。
里奈:文化祭みたいな?
良二:そうそう。あんなにレジをしたこともなかったし、楽しかった。だから終わった後の1週間は、他の人も言いよったけど仕事がはかどらないなーって。
―以前から龍星さんはお客さんとして、良二さんはお手伝いでガレージセールに関わりがあったそうですね。昨年までは有田の直営店の中で開催していましたが、今年は波佐見町の新社屋予定地に会場を移し、さらに広くなった会場で行われました。新会場での開催となった今年のガレージセールはいかがでしたか?
龍星:自分は2年間お客さんとして来ていて、これまでの会場の感じが新しい会場でも出てた気がする。
良二:今年は祭りやったもんね。これまで以上に広い会場でのガレージセールだったから、前日は寝れなかった。去年までの人数を見れば想像できるけどさ、あの人数のレジを打たなきゃいけないことに加えて、人生初のレジって思ったら、けっこう緊張したね。
新里(カメラ担当):寝れんやったと!?
良二:寝れんやったですよ。(笑)結構、ガラスのハートなんで。
本当に緊張しいやけん。
一同:えーーーーーー!!!!!(笑)
良二:だって人生初のレジですよ!!!まずレジができるか分からないのに、あの人数を想像したら、絶対無理だなって。
新里:でもけっこう落ち着いとったやん。
良二:そうでしたか?内心穏やかじゃなかったですよ。びくびくしてました。(笑)
(☝今年のマルヒロガレージセールの写真。子どもも大人もたくさんの笑顔を見ることができました!)
―貴重な㊙エピソードを聞けましたね。(笑)何か月も時間をかけて準備するガレージセール。新会場ということで集客があるか、ちゃんと運営できるかなど不安もありましたが、大きな問題もなく去年の2倍のお客さんに来ていただけて、頑張った甲斐がありました!!来年も力を合わせて成功させましょう!ところで今さらなんですが、そもそもみなさんが入社するきっかけって何だったのでしょうか?
里奈:私は「日本仕事百貨」っていう求人サイトで、マルヒロの求人記事を見つけたのがきっかけです。
マルヒロに入るまでは、テキスタイルデザイナーとして働いていました。
テキスタイル=布のことで、洋服の材料をデザインをしているという感じ。
いろんな素材に関われて楽しかったけれど、自分の関わった生地が最終的にどんな製品になったか見れないこともあって、「あれは何になったんだろう?」とかよくありました。
すごい膨大な量のデザインをしたけれど、最終形態を知らないことが結構多かったっていう。
そんな中で、「完成品まで関わる仕事がしたい」っていう思いが少しずつ強くなっていきました。
―「テキスタイル」と「やきもの」。まったく異なる分野のように見えますが、どうしてやきものの世界に?
里奈:結構、テキスタイルとやきものって違うようで似てる部分もあって、表面のデザイン(色や柄や質感)って部分で共通してたりとかで、さっき言ったような「完成品まで関わる仕事」と今まで私がしてきた材料のデザインでの経験が両立できるかもしれないと思いました。
マルヒロは日本仕事百貨の記事を読むまでは知らなかったんですけど、匡平さんのキャラクターの独特さとか、やきものの会社なのに、凝り固まったものの作り方をしていないところに可能性を感じて。
良二:たしか去年の9月に原宿であったMARUHIRO POP UP STOREに行ったとよね?
里奈:はい、行きました!日本仕事百貨の記事の中に、「マルヒロに興味のある人は原宿のPOP UP STOREへどうぞ」って書いてあったので、行ってみようって思って。(笑)
それでちょうど竹内俊太郎さんとかハヤカワコウジさんの波佐見焼で作った作品とか展示されていて、「やっば!」ってなりました。
こういうことをしようと思う会社って意外とないから。しかも、そういう新しい試みもしながらちゃんと他のHASAMIとかBARBARっていうブランドで売り上げも取ってる。両方のバランスがある会社ってあんまりないので、そういうところにも可能性を感じてマルヒロの求人に応募しました。
(りなさんが訪れた去年のMARUHIRO POP UP STOREの様子。自社ブランド商品の販売やアーティストの方々が波佐見焼で作った作品を展示。波佐見焼の無限に広がる可能性を感じることができます。)
―マルヒロガレージセールの㊙エピソードや、里奈さんがマルヒロに入社するに至ったきっかけなど、興味深いお話がたくさん出てきますね。次回は、良二さんがマルヒロに入社した理由(匡平さんとのあつい友情が!)、マルヒロファンである龍星さんのお話、波佐見町についてなど、まだまだお話は尽きませんよ!続きは「マルヒロどがんね?~後編~」にてご覧ください!お楽しみに!!!
text by : 衞藤
400年続く焼き物の町、長崎県波佐見町を拠点に、有限会社マルヒロが運営するカルチャーメディアです。 波佐見町のひと・こと・長崎についてなど、マルヒロから広がるつながりを、ときにまじめに、ときにゆるくお伝えしていきます。私たちを取り巻く日常を一緒に歩いてみませんか?