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【読書感想文】空想教室/植松努

“お金がないと実現しない夢”
は自分の夢ではなく、
誰かにしてもらう“サービス”なのかもしれません

自分が書いた夢(やりたいこと)リストを見てみたら、半分以上が誰かにしてもらう“サービス”だった。
人の役に立てることを常に考えてきたし、それが“夢”でもある。
自分のことを後回しにするのも苦ではないし、そうすることが日常になっていた。でも改めてリストを見ると半分以上が“誰かにしてもらう”ことばかり。
自分は“サービス”してもらいたいんだ。自分も知らなかった、本当の自分をあぶり出してもらったような感覚。

本を買いなさい、知識を頭に入れなさい。それは誰にも取られないし、価値も変わらない。

本を所蔵しがちだったのですが、ほとんど処分した。
断捨離の本にも同じようなことが書かれてあったので、読んでメモ書きして、考えがまとまり整ったら処分。
何度も読みたいものや、持っているだけで幸せを感じるもののみ残す。
性格上、積ん読も結局は読まないので処分。
今は大多数のものが図書館にあるし。図書館様々。本当にありがとう!

今の自分を見て、未来の自分を決めない。

これはもう本当に反省しなければならない。
今の自分への評価が非常に低いので
「今ダメな奴が未来でちゃんとしてるわけがない」
と頑張ることから逃げている。
未来の自分にもっと期待しても良いのかなと思えた。

ぼくはずっと「助ける」というのは、余裕がある人の施しだと思っていました。
人はお互いに足りないからこそ助けあうことができるのです。“足りないところ”をすすんで見せよう。

仰る通りだ。
「助けたい」願望はあるけど、
「今は人のこと心配してる場合じゃないよね?」
と自分で自分にツッコミを入れて、自分のことは自分で何とかしようとする。

「助けて」

この一言が言えない。
自分は言われたら嬉しいくせに…人生の課題が多すぎる。

「本が好きです」            「じゃあどんな本を書いてるの?」  「ん?書いてないよ。なんで?」    「お金で買うものだったら、それは趣味じゃなくてただのサービスだよ。本当の趣味は自分で作り出すものだ。それが仕事になることもある」

この一節を読んで、

「note書かなきゃ!」
って思えたし、ワクワクした!



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