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飲食店勤務から教員へ|養護教諭|転職と学校の仕事のこと

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最近の記事

この場所で新年度を迎える

昨年2学期途中から、二人配置の学校に異動になった。 継続の可能性はないと思っていたけど、 新年度からも継続が決まった。 連絡を受けたとき少し残念な気持ちになったことで、私は異動したかったんだと気づいた。 異動したかったのは、二人配置が自分には合わないと感じはじめたから。 児童数が多い分、二人いて良かったと思う場面は多々あった。 その反面、常に比較してしまうことや、足並み揃えて行動する日々に疲れてきてしまった。 相方の先生はものすごくいい方なので、 全ては私の感じ方

    • 限界なときにかつての上司に送りたかった言葉

      数年前から、思いついたことやその時の感情を メモアプリに記録している。 尊敬する人のまねから始めたのだけど、 書き出すことでだんだんと落ち着いて客観的になれるから気に入って今も続けている。 ふとしたきっかけで過去に書いたものを遡ると、 前の職場で働いている頃のものがたくさんでてきた。 はじめは、色んな問題にぶち当たって、怒られ、 でも成長したいっていう前向きな文章が多かった。 やめる半年前頃から違和感を覚えはじめて、 理不尽さに腹を立てたり涙を流していたりする文章が増

      • 異動先は養護教諭二人配置

        常勤講師の養護教諭、2学期の途中で異動になった。 児童数の多い学校で養護教諭二人配置。 相方となる先生は、市内でも有名なベテランの先生。 ていねいで優しい手当て中の言葉がけ。 腰が低くて他の先生からの信頼も厚い。 研修があれば積極的に参加し、学び続けている。 ICTもどんどん活用している。 褒めだしたらキリがない。 私は先生の思考についていけずに、動き出しも遅い。 いつも後をついていくばかり。 担任の先生との連携は後ろで話を聞いている。 もうフレッシュな年齢じゃないの

        • 自分にできないと思われている自分がかわいそうになってきた

          痩せたいのに痩せられない。 万年ダイエッターの自分には無理。 手話や英語ができるようになりたい。 言語の苦手意識が強いから自分には無理。 コツコツ物事を続けることも、論理的に話す事も、 自分には無理。 こんなのがいくつもある。 やってみた結果できないのが辛いからはじめからやらない。 そうして何ヶ月も何年も経ってしまった。 だけどある日突然、自分にできないと思われている自分がかわいそうだと思った。 自分の可能性を潰すのは自分だけと聞いたことがあるけど、それをようや

        この場所で新年度を迎える

          年度途中、次の学校決まりました

          まだ先だと思っていた任期終了まであと数ヶ月。 任期を終えたらどうする? 失業手当を受けられる? やったことない職種でバイトでもする? 自分で収入を作れないかな? 旅にでちゃう? これから何しようっていうわくわく感もあったけど、先が決まっていないって、やっぱりちょっと不安だった。 次の学校は、規模の大きい小学校で養護教諭2人配置。 相方となるもう一人の先生は、仏のように温かいベテランの先生。 この先生と一緒に働くことができるなんてうらやましいと誰もが思うはず。 もちろ

          年度途中、次の学校決まりました

          恩があっても私はこの人のこと、

          私は出会う人に、周りの人に恵まれている。 久しぶりに前働いていた職場のオーナーに会った。 学生の頃から随分とお世話になった方。 尊敬して憧れて、飲食店で働きたいと思って教員からの進路も変えたくらいだ。 仕事を辞めてから店舗のSNSを見ながら気になってはいたが、今は距離も離れてたところに住んでいる。だけど全く関係が切れてしまうのもなぁとどこか昔受けた恩でつなぎとめているような自分がいた。 前の職場が節目を迎えたので、思い切って訪ねることにした。 ちょうどお店のある市内に行

          恩があっても私はこの人のこと、

          採用試験後、私の向かう先

          教員採用試験1次試験の結果は不合格。 うん、やっぱりそうか。と静かに納得する自分と、見間違いじゃないよね?と3回くらいwebページを開き直して確認してる自分がいた。 少しばかり期待してた自分がいたんだと再認識した。 今とは別の県でも働いてみたかったから、新たに講師登録できることに、早速わくわくした気持ちになった。 夏休みが明ければ、年度途中の任期まであっという間だろうな。 いいタイミングで空きがあればいいけどそれは分からない。 今の学校の子どもたちも先生方も好きだ

          採用試験後、私の向かう先

          教員採用試験を受けた夏

          1次試験がやっと終わった! やっとといいながらも毎日勉強漬けだったわけじゃないし、長い期間勉強してたわけじゃない。 だけど、ほんとに受けるの?今後ずっと教員として働きたいの? という日々頭の中を巡っていた自問自答からは解放された。 スーツを着た人がずらりと並ぶ受付、きっちり並んでみんなで試験を受ける感じ。 集中した空気感。 久しぶりに“受験”を感じた。 ここが出るんじゃないかと思ってたところがほんとにでて、ラッキーと思いつつ、半信半疑で勉強してたから結局うろ覚えでろ

          教員採用試験を受けた夏

          ほんとにサラダ記念日だった記念日

          俵万智さんの「サラダ記念日」 タイトルを聞いたことはあるけど読んだことはない。 今日、「牛乳全部飲めた!!」と嬉しそうに報告してくれた児童に、何気なく「今日は牛乳記念日だね〜」と返した。 その子がいつも頑張って牛乳を飲んでいたのを知っていたから、思いつくままにそう言った。 意味は分からなかったと思うけど彼女は嬉しそうに頷いた。 そのあと、昼休みに遊びに来た児童が、 「〇〇(私の名前)先生がこの学校に来てくれてよかった〜」とにこにことしながら言ってくれた。 昨日の放課

          ほんとにサラダ記念日だった記念日

          パン屋になりたい教員がたどり着いた今の答え

          日々仕事に追われて、もう金曜日、と感じる週が続いていた。 前回の投稿をしてから1ヶ月半経っている。 その時の心境を書いてみては手が止まり、どんどんと考えが変わっていくのに時系列に書きたい無駄なこだわりが邪魔して、形にできなくなってしまっていた。 連続投稿のバッチを逃してちょっと残念な気持ちを感じながら、大人もこういうのが原動力になるんだなぁなんてそんな風にも考えた。 時系列を整理したい自分の気持ちを叶えるべく、この1ヶ月半の自分の心の動きを振り返ってみる。 前回投稿の

          パン屋になりたい教員がたどり着いた今の答え

          教員採用試験を控えた今、パン屋になりたい

          教員採用試験を7月に控えた今、勉強がすっかり止まってしまった。 新年度が始まって、定期健康診断真っ只中。 健康診断の時期は忙しいと聞いていたけど、こういうことかと実感している。 検診に合わせて会場準備したり、器具を用意したり、結果の通知を作ったり、おたよりを作ったり、、、 やることが多いのに先が見えていなくて、突如やっていなかったことが発見されることもしばしば。 やったことがない、分からないストレスを感じでいるんだなぁと客観的にそう感じている。 学校の滞在時間も明らかに

          教員採用試験を控えた今、パン屋になりたい

          何者かでないと何かしてはいけない感覚

          住む街に対して、ここにこれがあればいいのにとかこれなんとかならないかなぁとか そういう人はだいたい行政がやればいいと考えている この場所でうまくいくとかいかないとか、やる前からは分からなくて、やりたいなら必要な手続きや行動をするだけで単純なのだと。 そう話す友人の話を聞いて、 なにかを始めるってこんなに単純なことなのかとはっとすると同時に、自分も含めて“そういう人”たちは、何者でないと何かをしてはいけない感覚に囚われているんじゃないのかなと思った。 コーヒーを淹れて

          何者かでないと何かしてはいけない感覚

          採用試験を受けてみなさいと言われて

          飲食店で働いていた頃、講師をしている友達が「毎年校長先生が採用試験の要項をくれてプレッシャーに感じる。」と言っていたのを覚えている。 きっとご厚意だったんだろうけど、早く正規になりなさいといわれているような気もしてしまうだろう。 そのときは大変だなーくらいにかなり他人事に捉えていた。 前回の記事を書きながら、あれこれ言ってないでまずは教員採用試験受けるかという結論に至った。 この記事を書いてから少しして、校長先生から「この先も続けようと思うなら一度チャレンジしてみると

          採用試験を受けてみなさいと言われて

          常勤講師1年目、この先も講師として生きていく?

          養護教諭の常勤講師として働きはじめた頃、慣れない仕事ながらも飲食店の仕事をしているときよりも心的ストレスが少なくて、これは採用試験を受けて本格的に養護教諭をやっていこうかなんて考えていた。 採用試験の本も買って、基礎知識を身につけるためにもちょこちょこ勉強していた。 どんどん経験を重ねていけたら、ベテランの域に達するようになるのか⁉そんな妄想も繰り広げたりして。 だけど今はずっと講師でい続けようか悩んでいる。 正規の教員になったら、今住んでいる県のどこに配属されるか分か

          常勤講師1年目、この先も講師として生きていく?

          一人職の養護教諭

          養護教諭はほとんどの場合各学校に一人。 小学校で児童数851人以上、中学校・高等学校では生徒数801人以上の場合2人配置されることになっている。 一人職は養護教諭の他に管理職、事務職員や栄養教諭などが当てはまる。 一人職は自分の仕事についてすぐに聞ける人がいない、お手本にできる人が近くにいないなど、特に初任者にはデメリットが大きい。 実際に私もまだ養護教諭として半年も経っておらず、日々分からないことだらけだ。 そんななかでどうしているかというと、 その学校のことは事

          一人職の養護教諭

          叱れない教員の悩みと今の答え

          教員の一人になってみて、やっぱり叱れないなぁと感じる場面がよくある。 そう感じるのは、怒鳴ってる先生の声が聞こえたとき、見たとき、淡々と注意する先生を見たとき、やめてもらいたい行動の声かけが受け入れてもらえないとき。などなど。 3つめはただ自分の課題なんだけれど。 怒るとか叱るとか、そもそもの言葉の意味から考えてみた。 怒ると叱るの違いはよくあげられている。 だから、怒りたくはないとずっと感じていた。 諭すは自分の考えにはなく、今まで自分がしていたのは注意することだ

          叱れない教員の悩みと今の答え