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社外での講師 Apple Watchに助けられました


いつもは社内での講師業務が多いのですが
たまに社外での講師業務があります。

先日は、
「未来の管理職候補の方」
を対象とした、社外での研修講師でした。

AWAYで講師をやるときの注意点は、私の中では二つ。

1. 相手の会社の事務局の方と連絡を密に取ること
2. 早めに会場に入ること

1は、当日のことがイメージできるくらいに話をして
準備を進める為に重要。

2は、早く会場に入って、
会場の機材だったり広さだったり、
資料はきちんと投影されるか、
資料のページ送りはどうするか、
トイレの場所、緊急時の対応・・・・

確認することがたくさんです!


そして、スタートしてからの一番のポイントは

どうやって話を真剣に聴いてもらうか

です。

信用と信頼で話を聴いてもらう
ことができれば、もちろん最高です。

が、

初めて会う方々ですから、当然
私に対しての 信用 というものが
残念ながらありません。

ある程度は信用してもらわないことには、
話を聴いてもらえません。

「御社では初めての講師なので緊張していますが、
一生懸命頑張りますのでよろしくお願いします。」

なんて、通用しません。

同情はしてくれるかもしれませんが、
話半分にしか聞いてくれないことでしょう。

もちろん、第一印象は大事です。
また、自己紹介も丁寧にやって
私という人間を理解してもらわないといけない。

ここは実績と肩書きが必要な場面です。

最初の掴みが重要です。

キャリコンの資格とか、
組織開発に10以上関与してきた経験とか、
シンポジウムでのスピーカーの実績とか、
TVのクイズ番組出場とか、・・・・

私の話を聴いてみたい
と興味を持ってもらわないといけない。

なんといっても、参加者全員が、

希望してこの研修に来ているわけではない のです。

真摯に学びに来ている方がほとんどでしょうが、
上司からの指示で来ている人、
出世のため仕方なく来ている人
などなど、色々な人がいます。

明らかにやる気なさそうな人もいます。

どうやってこちらに興味を引かせるか。

永遠のテーマです。

今回は比較的いい感じで興味を引くことができました。

といっても、ほとんどは受講生の人柄が良かったお陰ですけど。

ただ、最初のテーマの話が終わった時点では、
まだ全体の雰囲気が固い感じでした。

もう少し雰囲気を柔らかくして、
グループディスカッションが活発になるようにしたいところです。

ちょうどのキリのいいところだったので、
休憩を入れて、少し対応を考えよう
と思いました。

私は受講生に向けて話しました。

「では、ここで休憩にします。
再開は前の時計で、・・」

その時突然、私のApple Watchが

「言葉の意味が、よくわかりません。」

と喋ったのです!

どこかが触れてSiriを起動させてしまったのでしょう。

私は相当焦りました。

が、前を見ると、

多くの受講生が笑ってます。

おかげでその後、雰囲気が柔らかくなりました。

まさか Apple Watch に助けられるとは。

がんばっていると 助けてくれるんですね。

モノも人も。

感謝。

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