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突然の上司の家庭訪問で勢いに任せて退職届を書いた話

その日、私は体調が良かったので、サロンに行っていた。施術中ぐっすりといい気持ちで寝ていて、優しいサロンのお姉さんに見送られて、サロンを背にした。

ここまでは素敵な一日だった。悲劇はここからだった。

携帯をチェックすると、不在着信が2件、ラインが一件。

全部上司からだった。

ラインには

”家に不在だったので、資料をポストに入れておきました”と。

「・・・!?」

なぜ、電話に出ないのに直訪されたのか、そして、なぜ家に来たのかわからず、そして、ラインの時間が見た一分前だったので、まだこの近くにいるかもしれない、と大人の一人かくれんぼが始まった。

正直その上司も原因の一人だ。是が非でも会いたくない。

手が少し震えた。心がなみうった。

家は、家だけはいやだった。


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なんとかこっそりお家に帰って鍵を閉めて安堵した。

尚、このnoteを書いている今でも、ポストの中の資料は取り出せていない。

しかもそのあと同僚から小耳に挟んだのが、

上司が「行ったらいなかった。多分居留守だったんだろうな」

とみんながいる事務室で嘘つきにされていた事実だった。なぜ自分が休職になったのか、なぜ適応障害になったのか、改めて腑に落ちた。

私は、家で勢いあまって、退職届を書いた。感情的になっていたので、3枚間違えて紙を無駄にした。

1枚綺麗に書けた。

もちろん、出す勇気は今は出ない。

辞める勇気と新しいことを始めなきゃいけない不安と、福利厚生がいい、せっかく長く務めた体裁のいい会社とドロドロした人間関係と弱い自分。

全部がぐちゃぐちゃになったけど、

退職届を書いたら、なんとなく落ち着いた自分がいた。

これはお守りとして、部屋にしまっておくことにした。


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まだ在籍中の会社がどんどん嫌になっていく一方で、自分の中で新しくやりたいこともどんどん膨らんでいた。

やりたいことがいくつかあるから、この際出来るなら全部やって今の令和の時代のような働きかたになってみようか、とも考えている。

来週はやりたいことのスクールや、体験にいく予約をした。

それを考えるとわくわくするし、鬱がどこか行きそうだった。

自分が自己分析を重ねた結果、私は、

お客様とマンツーマンの仕事か、

家で出来るような仕事

が良さそうだと思っている。

もう会社で尊敬できない方にペコペコしたり、理不尽な仕事の分け方や、陰口、悪口のドロドロした人間関係は心が病むだけで自分が機能しなくなるだけに感じている。

私はなんのために生まれてきたのだろう?

その答えが仕事の中にもある気がするから、私はまだ仕事をしていきたい。

もちろん、生活やお金のためもあるけれども。


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以前からやってみたかった、ラジオ形式の動画をつくりました。

皆さんに感謝の気持ちを込めてつくりました。

よかったら箸休めに聞いてやって下さい。



今回の内容を動画にしたのがこちらのvlogです。





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