ただごめんねって言ってほしい。

いや、それでも許さんけどな。どっち

職場でなにかと何かあると、間違いが先輩、上司でも謝るのはいつも私。

いつしか誤り癖がついていた。

「すみません」って。お客様じゃなくて内部にも。だってそれで穏便に済むから。

こっちが折れればいいんでしょって。

でもそれってほんとはちがうよね。わかってる。でも私の性格が弱かった。

ピリピリしたムードに耐えれなかった。

チームワークを円滑にって社会人として一番最低ラインの当たり前のことだと思っていた。

みんなで仲良くとまでは言わないけど、それなりに、

相手が嫌がることはしない、思いやりの心をもって助け合う。

お互いが、違う価値観の人間だということを忘れないこと、

を大事にしていた。

でも、みんなそうじゃないみたい。マニュアル通り事務が出来ていれば後輩に冷たくしても上司には優しくされるし、お客様対応が悪くてもなにも注意されない。

いつも文句を言われるのは私。いじっておとされて、場を盛り上げるためにプライドを傷つけられるのも私。言いやすいから、会議や仕事を任されるのも私。

もしかしたら被害妄想かもしれない。私はネガティブだし。

でも、辛いことがあってもニコニコしてようと、思っていた信念は、

ニコニコすればするほど、いいように使われて、

自分の信念が揺らいだ。

強くNOと言えない自分。空気が壊れるのを怖がった自分。誰かを不快にして嫌われるのを怖がった自分。

全部自分が招いた種だ。

物事には、片方だけが悪いということはない。必ず、両方に原因があるし、どちらにも自分の正義ってあるから。

でも、ただ

「ごめんね。いつも助かるよ、ありがとう」

って

言ってほしかった。

それだけ。

そしたら心から「大丈夫です！頑張ります！」って言えたのに。

会社は家にいる時間よりも起きてる時間が長いから、

むしろ家より長く感じるし、

月～金、人間関係や環境が悪けりゃ息が詰まる毎日。なんのため生きてるかわからない毎日になる。それくらい、仕事って大事なものだ。

職場って一つの村だ。

安心できる村に住みたいものです。

もっと膿を出していこう。

じゅくじゅくに膿んだ心の膿。

出したら出した分だけ、かさぶたになるのが早そうだ。

そして私がまた社会復帰したら、弱きを守れる強さが欲しい。

困っている誰かに手を差し伸べられる強い自分になりたい。

神様、どうかそれをわたしに下さい。