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【バトン連載】未知の世界とご縁|縁をつなぐエッセイ vol.16|文:飯田千尋@石垣島

チヒロさん!(編注:以下、大谷さん)バトンありがとうございます!!

まだまだ農業が完全スタートできていませんが、バトン受け取っちゃいました(笑)

石垣島に来てからずっと、大谷さんに施術してもらっています♪

大谷さんの腕はもちろんですが、お話も面白くて、あっという間に施術時間が過ぎていく!私が農業を始めようとしているうちに、起業して自分でお店始めた大谷さんの方が行動力がすごいと思いますが...(笑)
同じ名前ということで勝手に親近感を持っていて、大谷さんのパワーをもらっています!!

引き受けたものの、何を書いていいかわからないので八重山との縁を感じたことを書いていくつもりです。
読書とか苦手なので....まとまりの無さ、ご容赦ください。

ソフトボールと小浜島

初めて八重山に来たのは12年前。小浜島のリゾートホテルに就職し、小浜島での生活が始まりました。

入社してすぐに「ソフトボールをやっていた」という話をすると、すぐさま練習に呼ばれ、島のソフトボールチームに入ることになりました。
チームに入れてもらえたおかげで、小浜の方々との交流が増え、島の行事に参加したりと離島生活を楽しんでいました。
また当時は女子がピッチャーをするのは珍しく、大会などをきっかけに他の島のチームの方々にも覚えてもらえて、市街を歩いていると『おい、ピッチャー!』と声をかけてもらえたり、与那国島に行くと車を貸してもらえたり、歓迎会といって遅くまで飲み会を開いてくれたりと島の優しさを感じる日々でした。

その後一度島を離れることになりましたが、10年ぶりに島に帰ってきたいま、石垣島のレインボーというチームに戻ってきました。
メンバーは少し変わっていましたが、10年前のメンバーも初めましてのメンバーも、みんなが温かく迎えてくれて八重山の温かさを感じ、毎週筋肉痛になりながらソフトボールを楽しんでいます。

2度目の八重山移住

私は気になることはどんどんチャレンジしてみたくなる性格のようで、10年あまり前、居心地がよかった八重山を出て、次の目標に向かいました。

色々なチャレンジをして楽しく過ごしていましたが、30代を目前にして、子どもの頃からの憧れの語学留学をするため、仕事を辞めて留学!

しかし、留学してすぐにコロナが始まってしまい強制帰国...。
その後、自分が何がしたいのか考えながら沖縄の島々を転々としていました。
そして、2022年春、10年ぶりに石垣に来て、地元が一緒のハマスズさんの農場へ行くと、そこはガーデン、海、空港と、私の大好きなものに囲まれてた空間でした。この光景をみて、私も農業がやりたいと思い両親へ相談。

幸い父が植木関係の仕事をしていることから、石垣営業所として農業をスタートすることになりました。

未知の世界とご縁

農業の知識がゼロのため、とりあえず植えてみるもことごとく枯れたり、全然成長しなかったり...農業ってやっぱり大変だな〜と思う事ばかり。

しかし、ご縁って不思議なもので、初めての離島移住の時の繋がりが新たな繋がりを生んだり、千葉県出身ということで繋がったり、島を超えて宮古島の盆栽家と繋がったりと、いろんなキッカケから人との繋がりが広がっていって、「島って狭い〜!」と思っていたけど、同時に、「これがご縁ってやつか〜」と。

"縁"という言葉は最近ではよく耳にするし、自分でも何となく使っておこうと思って口にしていましたが、未知の世界でもあった農業を始めることになってから、この"縁"の意味を身に染みて感じる機会が多くなり、今までよりもこの言葉の重みを実感しながら、日々を過ごしています。

そして、植物も畑人師匠のアドバイスをいただいて、ぐぐんっと成長し始めました♪

農作物との付き合いは今までの仕事とは違って、すぐに結果を見られないことばかりなので、せっかちな私には初めての感覚があります。
今は半年~1年かけてやっと実ができたり、花が咲いたりするのを喜びながらも、これを仕事と言っていいのかモヤモヤすることもありますが、早く本格始動して販売できたらなと思っています。

つなぐバトン

次のバトンは、同じ畑人仲間のカナちゃん!

初めて会ったときは、私の憧れのハワイに住んでいたと聞いてとっても憧れの眼差しで見ていたのを覚えています。(今も憧れています!)そこから話しているうちにカナちゃんと恭子ママのパワフルさに引き込まれていきました〜♥

常にポジティブで自然をこよなく愛する彼女。カナちゃんの発想力、探求心、絵心、料理上手...私が欲しいものをすべて持っているカナちゃん。
会うだけで元気になれるカナちゃんの話が聞きたいのでバトン渡します♪ALOHA~♪


▼「縁をつなぐエッセイ」の記事集です!


この記事を書いた人


飯田千尋
千葉県出身。大学卒業後、小浜島のホテルに就職。
人と接する仕事にやりがいを感じながら、日々気になることにはすぐ挑戦!マインドで突き進んできました。
今は白保で農業をはじめ、日々雑草とカラスと闘っています!
いつかゆらていく市場に植物を置きたいという小さな夢を持っています。


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