マルト株式会社 カーボンニュートラルチーム

印刷、ネーム、製菓の3つの事業を展開している会社です。2023年からカーボンニュートラ…

マルト株式会社 カーボンニュートラルチーム

印刷、ネーム、製菓の3つの事業を展開している会社です。2023年からカーボンニュートラルに対する取り組みとサービスを展開していきます。このNoteでは弊社の取り組みとカーボンニュートラルに関する情報を発信していく予定です。 お問い合わせはinfo@marto.jpまで。

最近の記事

カーボンニュートラル名刺を販売します

みなさんお待たせしました。 カーボンニュートラル名刺の販売開始です。 カーボンニュートラルのための情報整理マルト株式会社は印刷事業が祖業の会社でして、情報の取り扱いが重要な仕事のひとつでございます。 弊社がカーボンニュートラルに前のめりに取り組んでいる背景には、このカーボンニュートラル界隈では情報の交通整理ができていないのではないかと感じたからです。 気候変動問題に対応するためにはカーボンニュートラルへの取り組みは重要です。IPCCは人間活動によるGHGの排出量の増加が

    • じゃあ結局のところ何をすれば良いんですか?【カーボンニュートラルのハナシ】

      いままで国際的なカーボンニュートラルの枠組だったり、CO2にまつわるお金の話をしてきました。 「で、結局何すれば地球にも良いし、懐にも優しいんですか?」 最近の方はすぐに結論を求めると聞きますが、 これ最近の方限定の話ではなくて、どんな人もさっさと結論を欲しがるもんです。 なのでさっさと結論を言いますね。 結論「あらゆるものを電化せよ。」 これです。これがカーボンニュートラル(脱炭素)への最短距離です。 そしてこの電化と同時並行で 「その電源を再エネ、原子力に切り

      • CO2とカネ

        ゲスなタイトルですいません。 グリーン経済とかクライメートテックとか、キラキラした記事を書けば良いのでしょうが、これからしばらくCO2とカネの直接的な関係をご案内していこうと思います。 カーボンプライシング概要 カーボンプライシングという言葉をご存じでしょうか。 その名の通り、CO2に価格を付けることを指します。 CO2に価格が付くというのはどういうことか。 需給バランスによって決まるんだろう。普通はそう考えると思います。 2023年10月11日に正式に東京証券取引

        • 脱炭素化へのグローバルな取り組み【SDGs、ESG、TCFD、CDP、SBT、RE100】Part2

          皆さんこんにちは。 前回はタイトルの内のSDGs、ESGについてご案内しました。 今回はその続きでTCFD、CDP、SBT、RE100とご案内していきます。 これらは国際的イニシアチブと言われるもので、私は当初このイニシアチブという言葉の理解に苦労しました。 と言うのも我が国ではこのイニシアチブと言う言葉は、「イニシアチブをとる」と言ったように、「主導権を握る」「率先して行動する」として日本語に組み込まれていたためです。 そのためSBTは国際イニシアチブですと言われて

        カーボンニュートラル名刺を販売します

          脱炭素化へのグローバルな取り組み【SDGs、ESG、TCFD、CDP、SBT、RE100】Part1

          記事概要 前回までは気候変動の国際的な枠組についてお話ししました。 今回はそれらをミクロに落とし込んだ国際的なトレンドをご案内できればと思います。 具体的にはSDGs(持続可能な開発目標)、ESG(環境・社会・ガバナンス)投資、および主要なイニシアティブ(TCFD、CDP、SBT、RE100など)です。 これらの概念がどのように相互に関連し、持続可能な開発と脱炭素化に向けたグローバルな動きを推進しているかを解説ご案内します。 また、ESG投資の増加が企業に与える影響や

          脱炭素化へのグローバルな取り組み【SDGs、ESG、TCFD、CDP、SBT、RE100】Part1

          世界的な枠組を知ると、気候変動問題が身近になる 2

          前回に引き続き、気候変動問題に関する世界的な枠組について、記事を書きます。 前回はUNFCCCとCOPでした。 おさらいです。UNFCCCって何でしたっけ? そうです。United Nations Framework Convention on Climate Change。国連気候変動枠組条約ですね。 このUNFCCCの会議体がCOP(Conference of the Parties)。「締約国会議」です。 このCOPが毎年いろんな国で開催されているというわけです

          世界的な枠組を知ると、気候変動問題が身近になる 2

          世界的な枠組を知ると、気候変動が身近になる

          ここ2週間ほど私の元に、カーボンニュートラル関係、気候変動関係で面白いニュースが入ってきていません。(面白いか面白くないかは私の主観) なので記事を書くきっかけも掴めなく、しばらく放置していました。 実はわたし、社内向けに今週のニュース配信なるものをしています。はい。カーボンニュートラルに関係する「これは知っておいた方が良いだろう」と思われるネット上の記事をスクラップして、社内に配信しているのです。 このニュース記事。私の関心事を理解したGoogleサンが毎日のように「あ

          世界的な枠組を知ると、気候変動が身近になる

          マルト株式会社、カーボンニュートラルへの一歩として石川県グリーンボンドを購入

          2024年2月9日、石川県小松市マルト株式会社は、環境保護とサステナブルな社会の実現に向けた取り組みの一環として、石川県が発行するグリーンボンドの購入を決定しました。これは、2050年のカーボンニュートラル達成に向けた地域社会との共同の取り組みを象徴するものであり、私たちの気候変動や環境への思いと深くコミットするものです。 石川県のグリーンボンドは、環境施策の財源として発行され、省エネ、再生可能エネルギー、環境配慮型輸送、環境保全など、地球温暖化対策と地域の持続可能な発展を

          マルト株式会社、カーボンニュートラルへの一歩として石川県グリーンボンドを購入

          ChatGPTの利用と省エネとカーボンニュートラルを結びつける【無理矢理】

          皆さんこんにちは。こんばんは。 どうやら毎週Noteを書くのは難しそうです。なかなか時間が作れません。 はい。出ました。言い訳。 勘の言い方は気づいたかもしれません。 言い訳から入ると言うことは… そうです。どうにもカーボンニュートラルに関する記事が書けるほどのネタが私の手元にありません。 従って、今回はまたChatGPTの話を書きます。 カーボンニュートラルに関する記事を待っていた方はごめんなさい。 ですが何度も言うように、人間の営みを自動化することは、省エネとな

          ChatGPTの利用と省エネとカーボンニュートラルを結びつける【無理矢理】

          二酸化炭素排出量の開示があまり進んでいないようです。(有報)

          開示の話題が日経新聞に掲載されていました。 日本の上場企業における二酸化炭素(CO2)排出量の開示に関する現状と課題について述べています。 2020年の日本政府の2050年カーボンニュートラル宣言によって突如として脚光を浴びた脱炭素。各企業の取り組み状況の開示が注目されていますが、有報における開示が進んでいないようです。 まとめると以下のような内容です。 温室効果ガスの可視化については様々なSaaSがリリースされ、その環境は整ってきています。 皆さんの会社はこれらS

          二酸化炭素排出量の開示があまり進んでいないようです。(有報)

          世界のメガトレンドとしての気候変動問題はなぜ日本で盛り上がらないのか

          気候変動問題やカーボンニュートラルに関して情報を収集していると、どうしてもその分野の専門的な情報に偏ってしまう傾向があります。 以前記事でも紹介したCDPだったりTCFD、国連とかIPCCとか。 正直、実際のビジネスシーンにおいては直接的な関わり合いが少ないところからの情報が多いです。そして専門的で科学的な話が多いので、私のような研究職でも技術職でもないド文系人間にとっては、(゚Д゚)ポカーンな話になってしまうのです。 様々な知見を有する環境コンサルさんと話をする機会を

          世界のメガトレンドとしての気候変動問題はなぜ日本で盛り上がらないのか

          過去の記事を振り返って、脱炭素についての関心がどこにあるか見てみる

          しばらくの間記事の更新をお休みしていました。ついこの間下記のような記事を書いておきながら、早速サボっていたということで、この場を借りて謝罪をいたします。 年末年始と言うこともあり、かなり油断していました。その油断を突かれたかのような元日の能登半島地震です。 弊社は石川県でも小松市に拠点を構えており、地震そのものの被害は軽微でした。ですがやはり震源地近くの惨状を各種報道で知るにつけ、自然災害の恐ろしさを実感しつつあります。 このたびの震災において被害に遭われた方、未だ不自

          過去の記事を振り返って、脱炭素についての関心がどこにあるか見てみる

          「北陸/冬」と言えば寿司 今回は北陸の寿司は美味いぞという記事を書きます 

          皆さんご機嫌いかがですか。お元気ですか。 突然冬になった感がありますね。秋がなくなったという声もよく聞きます。 かくいう私もこの急激な気候の変化について行くことが出来ず、風邪を引いてしまいました。(現在熱は下がりましたが、今次風邪はどうも咳が残るタイプのようで、咳をするたびに胸が痛みます) いよいよやってきた冬将軍。ここ石川ではこの時期に雷が多発します。この雷が雪を呼ぶものであるため「雪起こし」と呼ばれています。 一方この雷は冬の幸の寒鰤が獲れ始めるときに鳴ると言われて

          「北陸/冬」と言えば寿司 今回は北陸の寿司は美味いぞという記事を書きます 

          Noteの記事を毎週書く意義について

          Noteのプラットフォームは、自分たちの考えや経験を共有するための場所を提供してくれます。 毎週の投稿は習慣的な苦痛でもあり、創造性の刺激でもあります。また、「スキ!」といったライトな関係をもって読者とのつながりを深める手段とも言えます。 この記事では、Noteに定期的に投稿することの意義と、それが個人の成長、ブランディング、オウンドメディア、印刷との関わりにどのように貢献するかを探ります。 Noteの魅力:基本機能とその利点Noteは個人の声を世界に届けるための強力な

          「金」と「コスパ」と○○○

          ここしばらくNoteの記事をいろいろな形で投稿し、見えてきたものがあります。 なので、今回からは少し守備範囲を広げて記事を書いていこうと思います。 では何の記事を書くか。 多くの人が感心を持っていることがいいですね。 皆さん何に関心があるのでしょうか。 そこで私の軍師である、ChatGPT4に尋ねました。 「市場調査のプロとして聞きます。 ここ一年の間で30代、40代の男女の関心を惹きつけた事柄は何ですか? これからのトレンドも教えてください。」 (因みになぜ30代

          中小企業でもできるカーボンニュートラル実現への道

          気候変動は遠い未来の問題ではなく、すでに日常生活に様々な影響を及ぼしています。ここにいくつかの具体的な例を挙げます: 上記EDFの記事からの引用です。 ビールの主要3成分に影響: 水、大麦、ホップというビール製造のための3つの主要材料が、気候変動による影響を受けています。2018年の研究によると、極端な干ばつと熱波によって今後数十年でビールの供給が大幅に減少し、価格が上昇すると予測されています。 食品価格の急騰: 過去数年間の熱波と干ばつは、小麦価格の変動と関連があり、

          中小企業でもできるカーボンニュートラル実現への道