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カーボンニュートラル名刺を販売します

みなさんお待たせしました。
カーボンニュートラル名刺の販売開始です。

カーボンニュートラル名刺 サンプル

カーボンニュートラルのための情報整理

マルト株式会社は印刷事業が祖業の会社でして、情報の取り扱いが重要な仕事のひとつでございます。

弊社がカーボンニュートラルに前のめりに取り組んでいる背景には、このカーボンニュートラル界隈では情報の交通整理ができていないのではないかと感じたからです。

気候変動問題に対応するためにはカーボンニュートラルへの取り組みは重要です。IPCCは人間活動によるGHGの排出量の増加が地球温暖化をもたらしていることに疑う余地がないと言い切っています。

今すぐ地球が壊れることはありません。ですが今から取り組まないと気候面で予期せぬ事態が発生する。

ほとんどの人がそう感じています。

しかし実生活を振り返ってみてみると
身の回りでカーボンニュートラルを感じるモノやコトはそんなにありません。

テレビ番組とかコマーシャル、新聞などで話題にはなりますが、実生活の中で「お、これカーボンニュートラルやんけ。」的な反応を示してしまう状況にぶち当たりません。

カーボンニュートラルへ取り組むことの重要性が、人々の頭にはインプットされつつあるにせよ、アウトプットにつながっていないということでしょうか。

行動に繋げてこそ、情報は伝わったと言えます

情報が伝わっていない。

こうなると我々の出番です。

セールの情報を地域の人に伝えたい。
事故を防ぐために作業手順を工員に正確に教えたい。
式典の参加者を募りたい。

ヒトに行動を促すためにどういった内容の情報を、どういったツールを使って伝えるか。

このノウハウを培ってきたのが私たちマルト株式会社でございます。

私たちはカーボンニュートラル界隈の情報発信、受け手の反応、反響、論などいろいろな角度から調べました。

結果、私たちなりの結論です。

下りていない。

カーボンニュートラルという言葉ばかりがふわふわ宙に浮いていて、ちっとも実生活に下りていないのです。

温室効果ガスなんてそもそも目に見えないものです。これが下りていない主要因のひとつです。

カーボンニュートラルに取り組むには段階があります。

  1. 知る(自社の排出量を知る)

  2. 減らす(具体的な削減に取り組む)

  3. オフセット(削減しきれない分をJクレジット購入などで相殺する)

この過程にあるようにカーボンニュートラルに取り組むには知る(可視化)作業が重要である事がわかります。

まず見えるようにする。そしてそれに触れる機会を増やす。

このプロセスがすっぽ抜けていることがカーボンニュートラルが下りていない要因ではないでしょうか。

ビジネスの起こりからカーボンニュートラル

サプライチェーン全体を巻き込んで排出量を削減せねば!とよく聞きますが、現状下りていない状況です。

そんな中でみんなで頑張ろうと叫んでも、だれも振り向いてくれません。

腹が減って仕方がない時に、大きな獲物ばかり狙って結局飯にありつけない。そこら辺にすぐにでも捕まえて食べられる餌があるのに…。

サプライチェーンは供給の連鎖です。この連鎖は人と人との関わり合いで形成されています。

この人と人が関わりを持つ「ビジネスの起こり」に焦点を絞って、カーボンニュートラルの重要性を説く。

この小さな小さなシーンからカーボンニュートラルを始めないことには進むものも進まないのではないか。

そんな仮説から今般「カーボンニュートラル名刺」を販売することにしました。

再び カーボンニュートラル名刺 サンプル

「正しいことをする」以上の意味をもたせる

気候変動に配慮したビジネスモデルに移行することは、単に「正しいことをする」こと以上の意味を持ちます。

先ほども書いたように、カーボンニュートラルに関するイメージや意識は、ふわっとですが確実に人々の頭の中に刻まれつつあります。

この名刺はそれらふわっとしたものを視覚的に落とし込む効果を持っています

人と人が直接会う。

そこで名刺が交換されないということは考えられません。

「最近名刺が変わりまして、改めてご挨拶を。」
「あれっなんですか、このマーク。」
「この名刺、カーボンニュートラルなんですよ。」
「?」
「いやね、この名刺を作る際にCO2が排出されるんですが、それを減らして、なおかつクレジットでオフセットしてるんですわ。」
「???(よくわからん…)」
「とにかくプラマイゼロでカーボンニュートラルってやつですよ社長。」
「御社ってカーボンニュートラルの取り組みってやってんだ。」
「いやぁ実は自分もよくわかんないんですが、とにかくできることからやってみようってトップがこの名刺で挨拶してこいって言いまして。」
「カーボンニュートラルって言えば、この間別の会社の人も取り組むからウチに協力してくれって言って来てたな。」
「え、社長。よかったらその会社さん紹介してくれませんか?」

こんな感じで話題になれば、ビジネスのマッチングという点で「正しいことをする」こと以上の意味がこの名刺に現れます。

ビジネスの起こりをカーボンニュートラルにすれば、カーボンニュートラルからビジネスが広がる

いかがでしょうか。

カーボンニュートラル名刺。

カーボンニュートラル名刺の概要

弊社のカーボンニュートラル名刺は

原材料調達→製造→流通段階→廃棄・リサイクル

このすべての過程で排出されるCO2を計算することから始めます。ここで求められるのがカーボンフットプリントです。

カーボンフットプリントはカーボン(炭素)のフットプリント(足跡)です。

上記のように製品が生まれて死ぬまでのライフサイクルの中で、どれだけのカーボン(二酸化炭素)を排出しているかを計算し、明示することを指します。

弊社のカーボンニュートラル名刺をご希望の方は、このカーボンフットプリント(以下CFPと略)を下の写真のように明示することができます。

この名刺の場合は1枚あたり5.8g-CO2eqを排出しています

弊社では名刺は100枚単位での受注ですから、名刺1ロットあたりのCFPは580g-CO2eqとなります。

この算出されたCFPについてJクレジットを利用することで相殺し、実質ゼロにし、カーボンニュートラル名刺として提供いたします。

カーボンニュートラル名刺をご注文の方には下のようなCFP算定結果の書類を発行いたします。

ダミーのため数値はすべてゼロとしています

弊社として根拠のある計算に基づいてCFPを算出し、オフセットしている旨を示す書類となります。

いろいろな表示の仕方あります

「カーボンニュートラルに取り組んでいることを簡単に訴えられるからいいんだけど、今のウチの名刺にはスペースがなくて入れられないなぁ…。」

とお困りのあなた。

ご心配ありません。

弊社のカーボンニュートラル名刺の表示は、そういった企業様のニーズに柔軟に応えます。

横型名刺の例
縦型名刺の例

いかがでしょうか。

とりあえず思いつく表示例を作ってみました。

これ以外の配置方法もご希望に応じて2,3案提示いたします。(初回ご注文時、配置案はサービス対応します)

むすび

ビジネスのきっかけから始めるカーボンニュートラル。
誰でも取り組める地球温暖化への一歩。
「正しいこと」以上の「ビジネスの話題作り」にも活用できる名刺です。


インフォメーションとしての名刺からインテリジェンスな名刺へ。


さてこちらの気になるお値段は…。


それは…秘中の秘…。
弊社までお問い合わせください!

お問い合わせ先

電話:0761-21-1223

Mail:info@marto.jp

※お電話の場合はカーボンニュートラル名刺についてとおっしゃってください。担当が対応いたします。メールも同様の形でお問い合わせください。

今後もこちらのカーボンニュートラル名刺については記事にしていきます。
どうぞよろしくお願いします!

弊社のカーボンニュートラルに関する取り組みは以前、下記で紹介しました。よかったら御覧ください。