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「カーボンニュートラルに取り組んでます」と言っている弊社が提供しはじめたサービスの話。

今回は唐突ですが宣伝記事です。

弊社は2022年からカーボンニュートラルに取り組んでいます。
今般、下記マークを印刷物に付与するサービスをローンチしました。

ゼロカーボン・ファクトリーマーク

マルト株式会社は印刷事業、ネーム事業、製菓事業の3つ事業を行っています。
2022年に2019年度のScope1、Scope2、Scope3の算定をしました。その結果を受けて2030年までの排出削減ロードマップを作成。削減目標は中小企業向けSBTの認証も頂戴しています。
SBT認証については下記記事を参考ください。

可視化してSBT認証も取得した弊社。そんな弊社がカーボンニュートラルでやらなきゃいけないことはひとつしかありません。

そうです、削減削減、さっさと削減です。

でも削減とビジネスのバランス。これを見失っては一番大切な商売が揺らぎかねません。弊社はこのバランスを考えて、できうる限りのカーボンニュートラルの取り組みを開始しました。

その詳細はまた別の機会に「弊社のカーボンニュートラルに関する取り組みを報告書」というかたちでこちらでお示しします。
※リリースはおそらく9月頃になるかと思います。

今回その取り組みの一環で、弊社の第一工場のScope1とScope2を実質ゼロとすることが出来ました。

弊社第一工場がどうやってScope1とScope2を実質ゼロとしたのか。下記の図をご覧ください。

弊社第一工場(印刷)のScope1とScope2

このように弊社第一工場のGHG排出量は実質ゼロです。なので印刷物を作成するなら弊社をご利用いただいたほうが、お客様はカーボンニュートラルに貢献できます。

しかしただ弊社を利用したという事実だけではお客様にとって、なんのPRにもなりません。そこでカーボンニュートラル貢献の証として、今回のゼロカーボン・ファクトリーマークをローンチした次第です。

「弊社はデジタル化を進めて印刷物を減らし、経営の合理化、環境に配慮した取り組みをしています。」というのが当たり前の現在。

ですが対面営業で使用するパンフレットや、それを入れる封筒のようなものはどうしても既存の紙というものを使わざるをえないです。

なので、どうせそういったものを印刷する必要があるなら、そこにこのゼロカーボン・ファクトリーマークをつけてみてはいかがでしょうか

まずは外向けの印刷物にゼロカーボン・ファクトリーマーク

そうすれば
「弊社はデジタル化を進めて印刷物を減らし、経営の合理化、環境に配慮した取り組みをしています。」
という会社のスタンスに反しない印刷物の運用が出来るのではないでしょうか。

「えーウチの印刷物にこのマーク入れるの?」

と、マークを印刷することに抵抗がある方向けのサービスもご用意しています。

この印刷物はScope1、Scope2を実質ゼロとした工場で印刷されています
ゼロカーボン・ファクトリー該当製品の外装にマークがつく

印刷物に刷り込まれなくても、外装であるクラフト包装や段ボール箱に、このゼロカーボン・ファクトリーマークが付与されます

これは外向きのPRとしてはちょっとイマイチな感じがしますが、効果はゼロではありません。

まず従業員さんが「何これ?」となります。

いままで無地だったり印刷会社の名前が入っていたりするだけの包装に、今回のマークとコメントが入ってくるので、これらを使用する担当者はきっと変化に気づくでしょう。

もしもそれで「あのマークって何ですか?」と発注担当者に問い合わせが来たとします。そこで発注者は「あぁあれね。なんかよくわかんないけどマルトさんの工場、CO2実質ゼロなんだって。だからこのマーク入れますねって言ってた。」と答えます。

使用者「CO2ゼロなんですか?」
発注者「そうらしいよ。」
使用者「なんか最近ウチの子が学校で気候変動とかの
    話を聞いてるみたいで、それって
    カーボンニュートラルとかの話ですか。」
発注者「そうみたい。」
使用者「カーボンニュートラルって社会全体で取り組まないと
    実現できないって聞きますよ。」
発注者「って言っても、あれって設備投資とかでお金かかる話だし、
    直接儲けに繋がらないだろう。
    結局カーボンニュートラルってのも金持ちの道楽さ。」
使用者「え?このマークってお金かかってるんですか?」

(マルトからの納品書を見ると前回発注金額と同額だ)

発注者「少なくともウチの費用負担はないね…。」
使用者「それってマルトさんの印刷工場を使うだけで、
    ウチの会社はカーボンニュートラルに
    貢献しているってことになりません?(しかもタダで)」
発注者「そう…だね…。」
使用者「へぇ、ウチの会社、気候変動問題に
    もう取り組んでいるんだ。(感心)」
発注者「ま、実行あるのみだからね。」

カーボンニュートラルへの取り組み。これが儲かるかどうかは分かりませんが、取り組むことで評価を下げると言うことはないでしょう。

せっかく取り組んでいるんですから、それは少しでもPRしたいですね。
それにこの使用者の言うようにカーボンニュートラルは単体の取り組みでは、たいした結果を生みません。社会全体が取り組まないと絶対にカーボンニュートラル達成なんて出来ません

そこでこのゼロカーボン・ファクトリーマークのご利用をお勧めします

皆さんが印刷物のご注文で弊社をご利用いただければ、それはカーボンニュートラルへの貢献にもなりますし、その印刷物の普及を通じて社会全体のカーボンニュートラル意識向上にも繋がります。

ゼロカーボン・ファクトリーマークが付与された印刷物の普及と
カーボンニュートラル社会の広がりをイメージしたイラスト

このゼロカーボン・ファクトリーマークを付与するには一定の要件を満たす必要があります。
それは

【製版】→【印刷】→【加工・製本】→【梱包】

この全ての工程がマルト株式会社第一工場内で完結するという要件です。

現在、弊社が提供している印刷物は全てこの要件を満たしているわけではございません。加工等で協力業者様のお力を借りているものもあります。なので残念ですがそういった印刷物はこのゼロカーボン・ファクトリーマークの対象とはなりません。

【製版】→【印刷】→【加工・製本】→【梱包】

この工程が弊社第一工場で完結すればゼロカーボン・ファクトリーマークの対象ということは、そうです。勘の言い方は気づいたと思います。

データ入稿で印刷だけをマルトに依頼するのもアリです。

もしもデザインの仕事をやっていたり、同業社であったとしても、弊社で要件を満たした印刷物を作るのであれば、それにゼロカーボン・ファクトリーマークをつけることが出来ます。

印刷に対する風当たりが強い昨今、このゼロカーボン・ファクトリーマークを付加価値のひとつとして考えて、弊社をご利用いただければ嬉しいです。

このゼロカーボン・ファクトリーマーク付与サービス。小芝居にもあったように、このマークを付与することで発生する追加費用はありません

お客様は弊社をご利用いただくだけです。それだけでカーボンニュートラルへの一歩を踏み出せます。

印刷物に新たな価値を。カーボンニュートラルへ確かな一歩を。

みなさんと一緒に歩んでいければと思っています。

ゼロカーボン・ファクトリーマークを付与するに当たって「何が対象で、何が対象じゃないのか」といったことは込み入った話になりますので、ここでは記載しません。もし気になる方がいらっしゃったら個別に弊社営業担当がご説明いたします。

先ずはメールでお問い合わせください。

お問い合わせ先 (info@marto.jp
マルト株式会社 印刷事業部 宛

お問い合わせ内容を自由に記載してお送りください。
弊社担当から折り返し連絡いたします。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。