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担当ホストに抱く感情は恋愛と似ていて全く違う|ホスト通いコラム

私は担当ホストと手を繋ぐのが好きだ。

帰る時にお店の外まで送ってもらう時もそうだが、お店の中で隣で一緒にお酒を飲んで話している時も担当と手を繋いでいる。

先日一緒にご飯を食べに行った時も夜道では手を繋いでいた。

私たちは側からみたら付き合っているように見えるかもしれない。

しかし歌舞伎町という街では、ホストクラブという界隈では手を繋ぐなんて日常茶飯事である。

手を繋ぐことは、私が特別だからではない。

手を繋ぐだけではない。

キスをすることも、夜をともにすることも歌舞伎町やホストクラブでは日常茶飯事だ。

もしかするとホストとのこの時間は、客観的に見ると疑似恋愛に見えるかもしれない。

ただ好きなタイプのホストと疑似恋愛を楽しんでいるのか、と問われると首を傾げてしまう。

確かに私は担当が好きだ。

しかしそれは恋愛感情とは違う。

一緒にはいたいと思うし、どこかに行こうと言われれば舞い上がる。

LINEの返事がなければ時には不安になるし、担当の隣にいれば好きな人といるかのようなあのキラキラした時間が過ごせる。

でも私と担当はお金があるからこそ成り立っている関係だ。

お金がなければ、担当に対しこんなドキドキした感情も浮ついた気持ちも抱かない。

だから恋愛感情かと問われるとそれはNOと言わざるを得ない。

とはいえ、この気持ちを真っ向から否定することはできないし、恋愛に似ているとか恋愛感情だとかと捉える女の子もいる。

実際本当に担当ホストと付き合って結婚をする子だっている。

歌舞伎町という街の、ホストクラブという界隈の、独特のこの感情はホストクラブに通う女の子にしか伝わらないのかもしれない。

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