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担当は恋人でも友だちでも推しでもない|ホスト通いコラム
担当の存在を、一言で表現するのは難しい。
なぜなら担当は担当であり、恋人でも友だちでもない。
かといって推しでもない。
以前は私も担当ホストは会いに行ける推しであって、地下アイドルのような存在だと思っていた。
しかしいざ自分に担当ができると、それは間違った解釈だと実感する。
私自身も彼のファンではない。
実際ホストに通う女の子の中には、別で推し活をしている人もいる。
でも我々は担当ホストを「推し」や「彼氏」のように表現して説明することはできない。
だって担当は担当なんだから……。
実際私は色恋営業といった手法でホスクラの世界に引き込まれた。
それなのに付き合いたい、という気はさらさらない。
お金で繋がっているので、担当の売り上げに少しでもプラスになればいいなとは思っている。
ナンバーに入るように一緒に頑張る、という女の子もいるだろうが、私にはまだそういった同志という感じはない。
そんな感じなのに担当のことは好きだ。
恋人としてではなく、推しとしてではなく、担当として。
担当との関係を説明するのは、本当に難しい。
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