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各行のブロックチェーンの取り組みは進んでいるのか?

各銀行はブロックチェーン活用に向けて積極的に実証実験を行っています。

徐々に活用領域も見え始めているので、今後の動きには注目です。

ロシア最大の銀行ロシア貯蓄銀行は、シンガポールのコモディティ取引大手企業トラフィグラとの約20億の取引をブロックチェーンソリューション受け取りが成功したと発表しています。

今回はロシア貯蓄銀行が試験的にシステムを活用し、Scalaというプログラミング言語でAureliaフレームワークと独自に提供するSberクラウドで提供したものです。

一つのブロックでの取引に約1秒と発表されています。

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ブロックチェーン技術の銀行での活用場面はこれからも拡大していくと期待されています。

支払いでの活用は66%の回答者がビジネスインサイダーのリサーチで行っていると発表し、そのほかにも金融商品の決済や安全面での利用も進んでいます。

トレードファイナンスの分野はまだまだ時間が必要ですが、今後金融取引がマーケット全体に広がっていく際には必要な分野になります。

現時点では試験的な取り組みが多いですが、将来的に実証していく分野が徐々に拡大してきています。

スペインの銀行大手サンタンデールはパブリックブロックチェーンの活用を債券の管理で行うと発表しています。

サンタンデールでは取引の全てをデジタル化することが計画されています。

Nivauraというロンドンを中心に展開する技術企業と連携し、書類の発行から取引、暗号化までを一括してシステム上で行いたい考えです。

現在はメールで連絡を行い、PDFなどを活用して情報の取引を行なっていますがより効率的な仕組みに変えていく計画です。

中国の中信银行、中国銀行、中国民生銀行、平安銀行は協力して行なっていたフォーフェイティング取引でブロックチェーンを活用した約3000億円の取引の処理を進めていると発表しています。

提供するBCFTプラットフォームでは30の銀行がこれまでに参加し、各銀行が参加した標準的なサービスとして提供を目指しています。

銀行間取引や実証に関しては徐々に進みつつあるので今後の動きにも注目です。

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