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JPモルガンが進めるブロックチェーンの可能性とは?

JPモルガンは銀行系の中でトップクラスにブロックチェーン活用を進めてきています。

囲い込みの戦略含めていくつか動きを紹介します。

JPモルガンが展開するペイメントプラットフォームは新たにシンガポールベースのOCBCをメンバーに加えています。

資産ベースで東南アジア第二位の銀行を取り込み、 JPモルガンのインターバンクネットワーク(IIN)は全世界で345行まで拡大しています。

Quorumと呼ばれるイーサリアムベースのブロックチェーン技術を開発し、ネットワーク上での提供を進めていきます。

メンバー間での送金取引をリアルタイムで行うできる仕組みを開発し、国際間送金で流動性を上げたい狙いです。

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ビジネスインサイダーのレポートによると金融分野のエグゼクティブの間では新たな技術を活用した銀行システムへの注目が拡大していると発表しています。

JPモルガンは独自のJPMコインをクライアント向けに展開することで少人数で数ヶ月の決済にも対応した仕組みを提供します。

コストなどを考えた上で、JPモルガンが管理するネットワークを提供していきます。 

ドイツ銀行はJPモルガンのネットワークに加盟を発表しています。

グローバルでのエコシステムを加速させ、国際取引の効率化をさらに進めていく予定です。

現在発生している取引コストをブロックチェーン技術を活用して削減し、効果的なオペレーション実装を行なっていきます。

ケンブリッジ大学の調査で67のネットワークを既に展開している160の回答者から現在活用している技術に関してのアンケートを行っています。

ハイパーレジャーファブリックが48%で最も活用されており、次いで15%がR3のCorda、Coin Sciencesが提供するMultiChainとが10%となっています。

一方でイーサリアムベースで開発されているQuorumは6%とまだまだ浸透していない状況で、今後の拡大がポイントになります。

JPモルガンのブロックチェーン活用はネットワークの拡大とともに増えていきそうです。

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