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ブロックチェーンによって保険の仕組みは変化するのか?

保険分野はイノベーションが起き始めている領域の一つ。

その中でブロックチェーンがどのように関わっていくのかを見ていきたいと思います。

保険大手のアリアンツグローバルコーポレート&スペシャリティ SE (AGCS)はトークンをベースとしたブロックチェーン支払いサービスの展開を進めていく計画です。

Adjointというブロックチェーン企業と連携して、トークンをベースとした透明性のある支払い機能を複数のシステムへ提供する予定です。

Modor Intelligenceの調査ではブロックチェーンと保険マーケットはいくつかのプレイヤーによって先行投資が行われ、既にマーケットの拡大が始まっています。

アジア圏などマーケットの拡大が見込める地域に関してはブロックチェーン技術を活用した低コストのフレームワークの開発などが今後進んでいく予定です。

LGのグループ企業LG U+はブロックチェーン技術を活用したモバイル携帯用の保険事業をスタートしていきます。

モバイルの故障などが起きた際に即時に補償を受けることができ、今まで必要だった紙の手続きなどの効率化を図る計画です。

今回が初の保険事業へのブロックチェーン応用の取り組みで、KB Bank子会社のKB Insuranceと共同で取り組みを進め今後拡大していく予定です。

メットライフグループのLumenLabではSingapore Press Holdings (SPH)と NTUC Income (シンガポールの保険協同組合)と協力してLifechainと呼ばれる効率的な保険申請の仕組みを開発しています。

スマートコントラクトと呼ばれる機能を活用し、故人の死亡記録を元に手続きを行う事を目的としています。

Lifechainは故人の国民番号をブロックチェーン上に記録し(死亡証明書も含む) 、死亡に関する保険申請の手続きを効率化させていく計画です。

実際に照合が行われたのちに、メールを通じて信用組合に手続きの通知を行う設計で進めています。

保険分野は複雑にプレイヤーが増えて来ているので今後の発展にも注目です。

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