なぜ銀行はブロックチェーン技術に注目しているのか?
銀行でのブロックチェーン活用は世界的に見ると徐々に進んできています!
いくつか面白い海外の事例が出てきているので紹介します。
イタリアの銀行協会はブロックチェーン技術を所属する各銀行間での活用を目指して推進しています。ここでは銀行間のインターバンク取引での活用が大きなポイントになります。
ABI Labという組織が協会のメンバーとして取り組みを推進しており、Spuntaプロジェクトという新しいプログラムを銀行協会の人たちを巻き込みながら推進しています。
ブロックチェーンと銀行サービスは大きなシナジーがあると見込んで期待されています。
Greenwich Associatesという会社の調査によるとブロックチェーン技術は金融機関が主導で、お金の流動性を加速させて行くために活用が期待されていて、ブルームバーグの調査では全世界で幅広く使われ始めています。
2018年では約17億ドルの投資が行われており、特に支払い機能などは技術をユーザー体験に直結させるという視点から期待が集まっている領域です。
ポーランドの銀行、Aliorはプライベートではなく、パブリックブロックチェーンを活用した取り組みをユーザーに幅広く使ってもらうことを目的に採用しています。
2017年に公正な取引を行うためのルールに従い、銀行ではユーザー情報に関する新たな取り決めを行いました。
その中で登録した個人の情報を書き換えられない仕様にすることが必要になったために今回の決定を行いました。
アイルランドでは、4つの大手銀行がブロックチェーンを活用した承認システムを銀行のスタッフ向けに提供を始めています。
アイルランド銀行、アライド・アイリッシュ銀行、アルスター銀行はデロイトが進めるブロックチェーンソリューションを活用しています。
アイルランドの銀行機関の組織に2万3500人の人たちが参加し、各々スタッフが自分自身のウォレットを作成します。
このウォレットが自身の証明書になり中央銀行が定める規定に従って登録されているかを確認することができるようになります。
世界各国の銀行はそれぞれブロックチェーンを活用した取り組みを進めてきていて、今後の展開にも注目です。
コラボゲートでは7月1日にイノベーター向けの会を開催します。ご興味ある方はご連絡ください!
本日のトピックは以上で終了です!
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