#63「火傷してしまうほど "すごい" 師匠の能力」
僕には師匠がいる。
同じ会社の先輩ではない。
2年間、出向という形で勤務地が変わった時期があったのですが、
その時の、ステキな(ステキすぎる!)先輩です。
クリエイティブディレクターのその先輩は、
思考量、
アイデアジャンプ力、
ロジック構築力が、すさまじかった。
※何度も、クリエイターオブザイヤーにノミネートされている方。
ハイボールと、スニーカーをこよなく愛する先輩。
そして、プライベートでは良きパパ。
そんな先輩は、もう一つ。
すさまじい能力をお持ちだった。
それが、
【フィードバック力】。
私の1に対して、10のフィードバック。
フィードバックが熱かった。熱すぎる方だった。
「こんな忙しい方なのに、私のために1時間もフィードバック。。。!」と、毎日感謝しかございませんでした。(誠にありがとうございます。)
フィードバックって、こんなに嬉しいんだ。
フィードバックって、こんなに自身の成長に寄与するんだ。
フィードバックって、こんなに熱いんだ。
感覚ですが、先輩は、
常に私の前にはおらず、
常に私の横にいた。
陸上トラックで例えるなら、
私が1週目を走っている時に、
隣で10週目を走っているのが先輩。
「それも一度考えたんだけど、○○だからダメなんだよねー」
が口癖の先輩。
私が「このアイデアいいぞ!」と閃いたことは、
とうの昔に考えていて、まっとうな理由で先輩の脳から
そのアイデアを排除されていた。
隣にいるのに、
追いつけない先輩。
私が、後輩を指導する立場になった今。
いかにフィードバックが難しいか、と痛感している。
相手の気持ちを組み込んで、自身のコトバ選びも怠らない。
フィードバックをするからには、相手の何倍も思考を巡らせる。
いやぁ、先輩!
あの時、寝てましたか?
てか、いつ寝てたんすか!?!?
そんな言葉を、今度先輩に会ったらかけてみたい。
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