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#35「邪道かイノベーターか」

イノベーターは、市場のルールをガラリと変える
過去のヒット商品や、トレンド商品を見るとイノベーションを起こした商品を見受けることが多々ある。
今となっては常識。かもしれないが、当時は「邪道」と言われた物もある。邪道な物と、イノベーションを起こすイノベーターは表裏一体。

身近な飲料・食品市場の事例を邪道ポイントと共に以下に記します。


ヨーグリーナ
→透明なのにヨーグルト味。透明なのに甘い。
メッツコーラ
→コーラなのにトクホ。
カップヌードルナイス
→コッテリ味なのにカロリー半分。
おにぎらず
→おにぎりなのに、握らない。
食べるラー油
→ラー油なのに食べられる(固形)。
金の粒 ご飯にあう濃厚シリーズ
→納豆なのに焼肉味/四川麻婆味/生姜焼き味。
乳酸菌ショコラ
→チョコレートなのに乳酸菌が摂れる。


「●●なのに××」

イノベーションを起こした商品の共通項としては、「●●なのに××」という方程式に当てはめることができること。つまり固定概念を裏切る。だからこそ、賛否両論をうみ、邪道と言われることが多い。

この方程式を上手く活用させるヒントとしては、
正反対の要素で攻めること。

例えば、しょっぱいのに甘い。
ニューヨーカーが愛する「フライドチキンにメイプルシロップを豪快にかける一品」がまさにコレ。しょっぱい⇄甘い。まさに対義語。


あなたの担当商品を表す形容詞と、その形容詞の対義語を方程式に当てはめることで、イノベーションを起こす商品開発やヒントにつながるかもしれません。

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