2021年8月の記事一覧
リーダーのトリレンマ
トリレンマとは三位一体という意味です。この3つの内、1つでも欠けると良い影響が発揮されない(悪い影響が出てくる)ということを意味してリーダーのトリレンマという言葉を作ってみました。
内容自体は前に記載した内容と同じなのですが、そのときにはトリレンマという言葉が出てこなかったので、改めて記載してみます。
リーダーのトリレンマとは何かというと、
・旗振り(方向性の提示と皆を向かわせる力)
・責任
ルールは誰かを守るために作られる
経済にせよ、スポーツにせよ、学校のクラスにせよ、ルールというものは共同体があれば必ず存在します。
そして、そのルールというのは何のためにあるかというと、一言とで言えば「誰かを守るために」あります。
マクロ経済において、自国産業を守るために規制や為替というレートがありますし、歩行者を守るために信号というルールがあります。
ビジネスにおいても、その業界内のルールもありますし、自社独自のルールという
100均で物を見ている時のワクワク感。マーケティングに大切なものがあの時間に詰まっている。
100円ショップにいってコーナーを歩いていると、「これってこういったことに使えるのでは?」といったワクワク感に襲われたことってありませんか?
あのワクワク感にマーケティングにおける大切なものが詰まっている気がします。
人は生活向上に対して行動を起こし、その対価としてお金を支払います。
その生活向上は2つに分けられて、現在の水準から生活をプラスに働かせるものと、現在のマイナスに落ちている状況を
意外と先は読めないもの。でも知ると損失回避が働く。
人の行動目的は生活を豊かにすることにあります。
現状よりも上に上がるか、下がり続ける現状をストップするか。
この2つに集約されます。
そして、優先順位としては目の前にあること>未来。という形で先のことをイメージするのが苦手な特性も持っています。
苦手というよりも、不確実性のある未来を基準に行動の意思決定をしていたら、目の前の現象に対応できずに存在が危ぶまれてしまうから目の前を優先にするといったほ
ニーズとコストの天秤
人は生活が良くなることと、それによって支払うコストの得るもの・差し出すものを天秤にかけて行動を決定させます。
いくら生活がよくなるとイメージできたとしても、コストがあまりにも重ければ行動決定はされません。
そして、今回お伝えしたいのがもう一方の視点についてです。
例えば、生活がよくなるイメージがそこそこだとして、コストがそこそこだった場合、コストをボトルネックとして捉えて、そのコストを低減す
ビジョンのない会社の典型的な意思決定
会社の経営を担う経営者(社長・会長だけでなく経営に携わる人を含む)は多くの意思決定をしています。
その意思決定の場において、「他社はこのようにしている」といった他がやっているから自分たちもその方向で。。と意思決定している会社はビジョンがない会社の典型例なので注意が必要です。
前回のエントリーで、ビジョンとはリソースが決めると記載させていただきましたが、会議の場で自分たちよりも大手にあたる企業は
ビジョンはリソース(資産)を鑑みて決める
前々回のエントリーで、ビジョン策定の3つのポイントについて記載させていただきましたが、その中の一つ「実現性」について、もう少し噛み砕いて説明したいと思います。
この実現性とは何かと言うと、自社のリソース(資産)によって現在供給できるものなのか?それとも近い将来供給可能なものなのか?がポイントになります。
リソース(資産)というのは企業によって異なるので、この実現性というものについても他社とは異
ビジョン策定のポイント
よいビジョンを策定する際のポイントを3つお伝えしようと思います。
よいビジョンと言うかこの3つが抜けているとあまり良いビジョンにならないというのが正しいのかもしれません。
1つ目は、「夢」があるか?
ビジョンは近い将来の理想像になるので、策定したビジョンに成長だったりビジネス成果だったりが想像できるものでなくてはいけません。
現状維持であったり、そのビジョンによって明るい未来になるの?とステ
Whatで需要喚起し、Whyで納得感を!
マーケティングフローにおける、ブランド選択のステップですが、需要発生→行動決定の間に、需要発生→納得感→決心→行動決定の2つが入るのではないかと思っています。
先日、シャンプーを購入しました。年齢もある程度いっているので、昔のように何でもよいとか、香りがよいとか+αを求めるのではなく、身体的に匂いや髪質だったりの悩みが出てきているので、それらを解決することをシャンプーに求めています。
きっかけ
行動確定に影響を及ぼすレビュー
マーケティングフローにおいて、カテゴリ需要の発生からブランド比較検討を経て、そのブランドに対する需要発生に進みますが、これだけでは行動決定までは進まないことがあります。
このブランド需要発生はすなわち、ブランドに対して「生活がよくなるかも」と欲しい欲しいという状態なのですが、それを購入することで失敗をしないという確かなものまで感じていません。
かも→違いないという心理にいうことで人は行動をします。