ルールは誰かを守るために作られる

経済にせよ、スポーツにせよ、学校のクラスにせよ、ルールというものは共同体があれば必ず存在します。

そして、そのルールというのは何のためにあるかというと、一言とで言えば「誰かを守るために」あります。

マクロ経済において、自国産業を守るために規制や為替というレートがありますし、歩行者を守るために信号というルールがあります。
ビジネスにおいても、その業界内のルールもありますし、自社独自のルールというものもあります。

ここで大事なのが前述したように「誰かを守るために」ルールがあるという目的に反したルールはよい影響を与えないということです。

仮に、社員全員に毎週アイデアを出すことをルールとして設けたとしましょう。この場合は誰を守るものなのでしょうか?ルールを設けた人の満足感?経営者のやっている感?
「個の満足」というものを守るためのルールというはよいルールとは言えず、逆にそのルールを課せられた人にはストレスが発生するので、悪い影響を及ぼす確率が高まってしまいます。

つまりは、ルールを設けるのもビジョンというものがあって、そのルールの延長線上にビジョンがないといけないということです。

今日は、ルールは誰かを守るためにある。という話。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?