ビジョンのない会社の典型的な意思決定

会社の経営を担う経営者(社長・会長だけでなく経営に携わる人を含む)は多くの意思決定をしています。

その意思決定の場において、「他社はこのようにしている」といった他がやっているから自分たちもその方向で。。と意思決定している会社はビジョンがない会社の典型例なので注意が必要です。

前回のエントリーで、ビジョンとはリソースが決めると記載させていただきましたが、会議の場で自分たちよりも大手にあたる企業はこうやっている。といった意見を誰かが持ち出し、その方向で意思決定をしてしまうというのは、自分よりもリソースが多い企業と自分たちを同じとすることを前提とした議論になってしまっているわけです。

権威の法則として、業界内のリーダー企業の影響が勝ってしまい、対するビジョンがないからこそ、その権威の情報で意思決定をしていることになってしまっているのです。

のび太がジャイアンと同じことをしようと決めることと同じようなものです。

今日は、大手のA社はこうしています。が意思決定に結びつく企業はビジョンがない企業の典型例。という話。

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