発信者が増えても、読者や視聴者は増えない【キンコン西野さんの動画を見て】
こんにちは、まーくと申します。
本日は、キングコング西野さんの動画を見て考えたことをお届けします。
Twitter、Instagram、YouTubeなど、一般人(?)が発信する場所っていうのは、どんどん増えている時代ですよね。
なので、その中からヒーローやシンデレラみたいになる人が出てくることもある時代になって、
チャンスは色んな人に広がっているようにも見える昨今です。
けれど、一方で、マス層に近い人達まで皆が皆「発信者側」の方に来ちゃってるタイミングだと思うんですよね。
そうなると、単なる「発信」ってあんまり「差別化」にならないのかな、と思います。
というか、ブログやSNSでの発信って、あくまで「自分の陣地拡大」でしかないので、
発信の方向が"他人"に矢印が向いてるようで、結果「誰にも届いてない」、
「誰もいない空地」に矢を放っているような状況なのかな、と思います。
Twitterやnoteをやっていて、たまに思うのが、"発信"って、"双方向"のコミュニケーションじゃないんですよね。
あくまで基本は「独り言」みたいな感じで、コミュニケーションだと考えると、
かなり「受け身」な行為なんですよね。
検索してもらったりSNS見てもらったりして、クリックしてもらって…
という感じで受け手側からアクションを起こしてもらって、やっと読者や視聴者に見てもらえる。
そこから、さらに"双方向"のコミュニケーションに発展させようと思うと、
見る側にさらにコメント書いてもらって…と、この間、発信者側って基本的に"何もしてない"んですよね。
だから、私は先ほどブログやSNSを「自分の陣地」と表現したわけです。
ブログやSNSをどんなに充実させても、「自分の土地の畑を耕してる」程度の意味合いしかないんですよね。
外の世界との繋がりが一切形成できていないんですよね。
でも、何か自分からビジネスを仕掛けようとか、物を売ろうとかって考えた時には、
"受け身"の形態では通用しなくて、「こちらから外界へのアプローチ」が必要になるんだと思います。
ざっくり言えば「営業」や「宣伝」ですね。
結局、他人に「自分の陣地」へ入ってきてもらわないと、
ブログやSNSって「情報の海」に埋まってしまって何の役にも立たないんですよね。
だから、ブロガーの人は「ペルソナ」を設定してターゲットを明確にしたり、
SEO対策したり、SNSを活用したり、っていうことを重要視してるのだと思います。
こちらは直接的な「営業」というよりかは、「Webマーケティング」のジャンルになると思いますが。
そういう意味で、西野さんはブログやSNSの発信を頑張るよりも、
直接他人に会ってファンを増やせ、と言ってるように思います。
西野さんほどの著名人なら、そこまでしなくても、勝手に人が集まるかもしれないですが、
それでも、西野さんのビジネス観に興味がある「勝手に寄ってくる人の層」と、
絵本作家の西野さんが作った「絵本を買うママ層」や「販促を支援してくれる層」って、
ターゲットとしては明確に「違う層」だと思いますね。
本人に話題性があっても「絵本が売れる」とは別問題でしょうからね。
YouTubeも、すでに大手YouTuberの人なら別ですが、
そこまで規模がない人は「ライブ配信」や「コメント」を活用して
「双方向」のコミュニケーションを意識した方が、
ファンが付きやすいかもしれません。
一方的に「動画投稿」するだけなら、ライバルが山ほどいるし、
魅力的な動画を作るという観点においては「先行者優位」だったり、
「個性が確立してる人」の方が強いですからね。
アイドル界を例にしてみても、
『AKB48』は今では大規模になりましたが、初期の頃は「会いに行けるアイドル」という面が強くて、
劇場で公演したり握手会があったりと、アイドルとファンの距離感が近いアイドルという
イメージが強かった気がします。
(今でも、研究生とかは、そんな感じでしょうか。詳しくないですが。)
これも、アイドルとしてただCDを出してライブする、というのではなく、
ファンとの"双方向"のコミュニケーション、距離感の"近さ"を重要視していたのかな、と思います。
あと、この西野さんの動画を見て思ったのが、「子育てに忙しいママ層」のことを考えて
「ライブ配信はしない」という形式にしてるのは、徹底してるな、と思いました。
そういう細かい気配りも、ファンの人の心を掴む魅力なのかな、と感じました。
そんな感じで、ブログやSNSの価値を良い風に発揮するためには、
どこかで"双方向"のコミュニケーションを取り入れないと、
ただの「自己満足」で終わっちゃうな、と思いました。
私も気を付けたいと思います。
そんな感じで、今回の記事はこんなところで。
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