見出し画像

自傷行為が表現になり得るか否か



うつ病が悪化し、どん底に落ちていた私は、

死にたい。消えたい。こんな奴いない方がいい。どうやったら死ねるんだろう。生きてる意味がわからない。

と、四六時中考えていた。


OD(オーバードーズ)も自傷行為も日常的に行っていたし、こんな自分どうなってもいいと本気で思っていた。

いくら腕を切っても死なないのは分かっているけど、この心の痛みや苦しさを目に見えてわかる傷や痛みで感じ取りたかったんだと思う。

漠然と襲ってくる不安感を紛らわすため、痛みを感じ、血を見て、心の苦しさを可視化する。

そうすることでどうにか生きていた。


それでも、そんなどん底の中でも、私の表現欲求は微かに残っていた。

私はずっと表現することで生きてきたから、こんな醜いリアルな姿すら、表現することで昇華したかった。

それが今の私にできる唯一のことに思えたの。


そして考えついたのは、自傷画像のフォトブックを作ること。

この痛みや苦しさを分かってほしいなんて思ってるわけじゃない。

ただ、こういう人間がいるんだということを、自分の魂の叫びを何かに残したかった。

傷跡は薄くなるけど、この苦しさや痛みを感じた事実が消えることはないから。


そして実際に小さなフォトブックを1冊注文した私は、それを見て衝撃を受けた。

何度も何度もケータイの画面で見返していたはずの画像だったのに、そのフォトブックが鏡のように反射して、あのときの苦しみが波のように襲ってきたから。

こんなの私の中にだけしまっておけばいい。
と誰にも見られないところに隠した。


でも、もし私のこの記録が誰かに見てもらえるとしたら?何か感じてくれるとしたら?それはとても幸福なことではないか。


今でもずっと葛藤している。

これを人前に出すべきか否か。


元々は、誰かに見てほしかった。こんな世界があることを知ってほしかった。理解できなくてもいいから、ただただ知ってほしかったの。


小さな薄い冊子。キラキラにこにこしている私じゃない、人間の生々しさすべてを曝け出した一冊。それに価値を感じる人がいるかはわからない。

それでももし、興味を持ってくれる方がいるのなら、一度見てみてほしいんです。

不快な気分になったらごめんなさい。気持ち悪かったら躊躇なくすぐに捨ててください。

それでも何か感じてもらえることがあれば、それだけで私は生きている価値を感じられる。


※自傷行為を推奨するものではありません。
※不快な気分になったり、体調不良を起こしても責任はとれません。ごめんなさい。
※肌色も多めですが、アダルト要素はありません。
※すべてセルフでiPhoneで撮影した写真です。
※グロ要素や血が苦手な方は気分が悪くなる可能性があるので、ご遠慮ください。
※どんな内容か見てから検討したいという方がいれば、おっしゃっていただければ参考画像をお送りいたします。それを見てから決めてもらっても大丈夫です。

画像2


もしご興味がある方がいれば、InstagramかTwitterのDMでご連絡ください。

Instagram:https://www.instagram.com/marina__shinyyyyfam
Twitter:https://mobile.twitter.com/shinyyyyfams2

大変恐縮ですが、1冊1000円(送料込み)頂戴いたします。

ゆうちょ銀行への振り込みになります。

沖縄県内の方で読谷の方まで受け取りに来ていただける方は現金でのお支払いも可能です。

受注生産のため、2週間ほどお時間いただきます。

返品返金可能(送料はご負担願います)、不必要でしたらもちろんそのまま処分してもらっても構いません。

もし、フォトブックに興味はないけど、支援のために買いたいという神のような方がいれば、フォトブックの代わりにちょっとしたプレゼントをご用意しますのでお申し付けください。


こんなわがままな私でごめんなさい。

私にもこれが正解か分かりません。

でもこのフォトブックが誰かの心に少しでも響いたらいいなと勇気を出して公開します。

そしてSNSなどで感想を教えてもらえたら、あの時の自分と、これからこの傷跡と共に生きていく自分が報われる気がします。

どこまでも烏滸がましくわがままでどうしようもない私ですが、どうぞよろしくお願いいたします。


追記(11/26)

カメラマンさんや創作活動をしている方、クリエイティブな方には何かしらの刺激を与える作品だと思っています。

自傷行為と聞くと多分すごく近寄り難いと思うんだけど、一般の方も(というと失礼に感じたらすみません)、ホラー映画を見る感覚で見てもらえたらいいかなと思います。(ホラー映画よりはグロくないです笑)

画像2

これは最後のページ。元気だった頃のキラキラの私の写真。

文章にもちょっとした謎かけと想いが込められてるのでそこも一緒に見ていただけたらと。

期待してないし正解かもわからないと言ったけど、やっぱり誰の目にも触れず埋もれてしまうのは哀しくて。図々しくもこうやって追記を書いています。

♡マーク押してくれた方もありがとうございます。

キラキラな日常を送っている方には出来れば知らない方がいい世界だけど、実は無関係だと思っているあなたの近くにも潜んでいるかもしれません。なんてね。

SNSのフォロワーさんじゃない方でももちろん大歓迎なので、いつでもご連絡お待ちしてます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?