見出し画像

マレーシアNewsClip:マレーシア人の歩行数は世界ワースト3位!?日本は?(2022/9/4)

今日はMALAYSIA NOWから
Public transport flaws, the downfall of Malaysia's walking culture?
の話題です。

マレーシアでは公共の交通機関として
バス、普通電車、地下鉄、モノレール、特急電車
結構バリエーションがあります。

私が住んでいる地域も来年にはMRTという電車のラインが開通し、首都であるクアラルンプールまで便利に行けるようになるのでこれからもっと発展していくでしょう。

こうして都市の変化、発展の変遷を肌で感じられるのはマレーシアに住んでいるからこそで、日本ではなかなか味わえないものです。

ですが、マレーシアは基本車社会です。
外を歩いているのは大抵私のような外国人で近い徒歩10分とか15分の場所でもマレーシアのローカルの人たちは基本的に車を使います。
まぁ、外は気温30度以上で暑いですからね…

今回の記事の中でアメリカのスタンフォード大学が最近行った調査では、マレーシアは身体活動、特にウォーキングの面で46カ国中ワースト3位となったそうです。

約70万人の参加者が毎日歩いた歩数を追跡したこの研究では、マレーシア人の1日あたりの平均歩行数は3,963歩となっています。

ちなみに日本はトップ4位で6,010歩だったそうです。


この結果についてマレーシア人のOthman(オスマン)さんは
「マレーシア人の歩行数を増やすためには、公共の交通機関の中で特にバスは改善が必要だ」と言っています。

私もこの意見には大賛成です。

マレーシアで走っている電車は大体時刻表通りに駅に到着して問題なく目的地まで行けますし、電車の駅の周りは道路も整備されていることが多いです。

ですが、バスの場合は勝手が違います。

マレーシアではMoovit(ムービット)」というバスと電車の時刻アプリがあって私も出かけるときには使っていますが、バスの場合はこのアプリの時間通りに来ないことがあります。

バスは大抵幹線道路を走行しているので、車の渋滞に巻き込まれやすかったり、これはマレーシアならではなのですが運転手さんが勝手に休憩したりなどが遅れる原因となっているようです。
(遅れるならまだいいのですが、早く到着してさっさと先に行ってしまうこともあります)

また、バス停は道端の屋根のない場所にあることもありますし、周りの道路も凸凹でバス停に着くまでに落とし穴があることも…

マレーシアでは道路で歩きスマホなんてとてもじゃないけれどできません。

「より多くの人に歩いてもらうためには、駅やバス停などの公共交通機関につながる歩道が必要」とオスマンさんも言っているように、マレーシアの公共交通機関はまだまだ改善が必要です。

そして、歩くことは健康に良いので、
暑くて夕方はスコールもあるマレーシアでは是非とも屋根付きの歩道が整備されること
また、バスはできるだけ時刻通りに来てくれるようになることを期待しています。

本日もお読みいただきありがとうございます。

From Malaysia


この記事が参加している募集

#習慣にしていること

130,548件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?