2020年10~12月 寄稿記事など
東アジア・東南アジアにおける新型コロナ対策と移住者の人権状況に関する調査、国際人権デー、国際移住者デーなどに関連して執筆や報告をしました。
Besea.n(寄稿)
イギリスの東アジア・東南アジア系の若者たちのコミュニティー・メディアBesea.n(Britain's East and Southeast Asian Network)へ、国際移住者デーにイギリスにおける移民政策の歴史と人種主義との関連について寄稿しました。(12/18)
Human Rights Working Group (調査レポート)
今年の6月から約半年かけてインドネシアの人権NGOであるHuman Rights Working Group (HRWG) が実施した、東アジアと東南アジアにおける移住労働者の主要目的地7か国・地域(日本、韓国、香港、台湾、タイ、マレーシア、シンガポール)の対新型コロナウイルス感染症政策と移住労働者の人権状況に関する調査レポート「Repression and Resilience: COVID-19 Response Measures and Migrants Workers Rights in Major East and Southeast Asian Destinations」が公開されました。本調査にはリサーチ・コーディネーターとして参加しました。
世界移住者デー(12月18日)の前日に、公開記念イベントがオンラインで開催され、調査結果を報告しました。(12/17)
早稲田大学アジア国際移動研究所(オンライン・セミナー)
上記の調査で日本のフィールド調査員を務めた加藤丈太郎さんの所属する、早稲田大学アジア国際移動研究所(Institute of Asian Migration)のセミナーシリーズで報告しました。
Youngsook Choi (映像作品)
イギリスのアジア人アクティビスト芸術家のコレクティブAsia Art ActivismメンバーのYoungsook ChoiさんがEssex39(エセックス州でトラックのコンテナからベトナム人移民39名が遺体で発見された事件)の犠牲者を弔い、移民へ対する不正義に抗議するため、世界各国のアクティビスト、芸術家、作家、コミュニティーリーダーによる朗読、音楽、映像、ダンスなどの「Offerings(供え物)」を集めた映像作品『Not This Future』(Asia Art Activism 主催)に、前回noteに投稿した、犠牲者のひとりチャー・ミーさんに関する記事を基にした文章の朗読で参加しました。(11/28)
CivicLeicester(オンライン・イベント)
12月10日、世界人権デーにLeicester Human Rights Arts and Film Festivalの一環として、非正規移民の正規化を求めるキャンペーンStatus Nowと人権について考えるオンラインイベント『Human Rights and Status Now for All』に登壇しました。(12/10)
以上、慌ただしく過ぎ去った2020年第4四半期の主なアウトプットまとめです。昨年の今頃には想像もしていなかった一年になりました。新年は、一日も早い新型コロナウイルス感染症が収束し、より平等で人権が尊重される社会に向けて前進する年になりますように。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?