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親のエゴなんてキレイに捨てて軽やかに生きよう。

あぁ、こんな小さな頃もあったっけ。

それがいつの間にか育つと自我が芽生え親の思わぬ方に行くことはとてもよくあること。

私のごく狭い交友関係の中でも親が思い描いた通りに成長した、という幸運な話はなぜかあまり耳にしません。

例えばお友達と外で遊んでほしいのに家でゲームばかりしているとか、スポーツをさせたいのに文化系のクラブを選んだとか、ほんの小さなことから始まって文系理系の選択、志望校選び、職業選択。結婚相手。

代々続く家業の後継者として期待されていたのに別の道に進む、地元の学校に行ってほしいのに都会に出て行ってしまった、公務員にさせたいのに浮き沈みの激しい仕事に就いた、あるいは可愛い年下の子と結婚すると思ってたら18才も年上の女性を連れてきた、息子が国籍の違う人と長年付き合っていて戸惑っている、優等生そうな人と結婚して喜んでいたらモラハラで離婚して逃げ帰ってきたなど、ちょっと見渡しただけでもキリがありません。今の時代なら同性愛者だと子どもが言ってきてもなんの不思議もない世の中です。

小さい頃から育児をしてきた者なら子どもとの暮らしはこちらの思い通りにならないことは先刻承知です。買い物に行ってもあちこち走り回ったりお散歩しては寄り道したり。だから子どもが親のイメージと違う道に行ってもあまり驚かないかもしれません。

でも仕事から帰ってきたらもう子どもは寝た後、という暮らしを長いこと続けてきた人はある日突然子どもが自分の意思で動き出したように感じてしまうのでしょうか。それを裏切られたように思う?そんなことはありません。本人は本人でしっかり考えて生きているだけ。

仕事人間から第一線を後進に譲る頃には家庭内浦島太郎のようになっていたのかな?

子どもに見た夢はそろそろ覚める頃。親は本人の幸せを願うことしかできないのです。子どもが親の意に沿わない選択をすることはショックかもしれないけれど親の務めは十分果たしたしこれまで成長を見守ってこられた楽しい日々に変わりはありません。

子どものことは子どもに任せて軽やかに生きようよ、とごきげんパパ♡に言ってみよう。

新しい一週間が始まりますね。今週も元気に参りましょう。

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