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初めての福岡は懐かしい感じがした。

仕事のようなものでどうしても一泊で福岡に行くことになった。飛行機に乗るのが久しぶりすぎて搭乗の仕方も進化してすっかり浦島太郎のよう。これまでに100回は乗ったはずなのにおかしい。どうしちゃったんだろう私。

とりあえず乗り込んだ機内は隣は空いているもののこんな緊急事態にみなさん何の御用かほぼ埋まっていた。夫が手配してくれた窓際の席から瀬戸内海の島々が美しく見えた。日本列島の形状は奇跡のように思える。

前日久しぶりにゴルフに行ってパターに苦しんだので機内でゴルフレッスンのビデオに見入る、も次の瞬間には睡魔に負ける。それでもレッスンプロと可愛い生徒のお嬢さんの動画は今すぐ役に立つことばかり。握り方、ボールの位置、距離の計り方、傾斜の読み方など知識武装に励んだ。あとは実践あるのみ。明日にもプレイしたいのに次のラウンドの予定は一月も先。

1時間半のフライトのうち1時間15分は寝ていたのに日本列島を愛でパターのイメトレが完了している自分って意外と効率的に生きてるんじゃないかと思いながら着いた福岡空港から地下鉄に乗り込むとなんだか京都の地下鉄にそっくり。絶対東京でも大阪でもないのんびり感が漂う。

祇園とか赤坂とか、福岡にあるなんて初めて知り、天神は大阪みたいだけど日本のどこにあってもおかしくないんだなあなんてキョロキョロしてしまう。何もかも物珍しいのにどことなく懐かしい。

福岡に帰った駐在仲間が福岡はラーメンが有名だけどうどんも美味しいのよ、と言ってたのを急に思い出せるのはまだまだ記憶力も捨てたものではないのかしらと妙な自信を取り戻し、目にした一軒目のおうどんやさんに入ってみることにした。

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東京でラーメンは大体800円くらいしませんか?390円は試すしかないと夫が即注文。麺が細くてしこしこして美味でした。私が選んだ鍋焼きうどんは家で作るのと同じくらいのお味で、友人の話は今回は実証できなかったかも。それでもお腹は満ち足りたのでした。

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地上にあがっても京都盆地を囲む山山のような眺めだなぁとまたまた錯覚したがタクシーを降りたら海辺だったのでここは福岡だと改めて確認。韓国が見えそう。

PayPayドームは賑やかでこんな交通の便の悪いところに皆どうやって来るんだろうと首を傾げるほど。タクシーの運転手さんの話ではモノレールの計画が頓挫したままだとか。福岡は緊急事態宣言もまんぼうも解除されて人出が戻ってきたらしい。本当に大丈夫?

宿泊したホテルは『君の膵臓をたべたい』にも出てきた大きな建物。海を眺めながらのお風呂もゆったりしています。

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これが仕事でなければ、コロナ禍でなければ最高だったのに。次来る時は中洲の屋台にも行ってみたいです。福岡の方、おすすめの場所があれば教えてください。

皆様も良い休日を!


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