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夏の一手間

行きつけの美容師さんは30代のパパさんで人当たりも腕前もとても良い方です。ハサミを動かしながらの会話もいつも弾みます。一昨日もお世話になりました。

「明日は仕事休みなんすよね〜奥さん仕事だし子どもと夕ご飯何食べに行こうかな。だいたい行き尽くしてお店に困ってるんすよ。」

「それならたまにはパスタ茹でてレトルトのソースとかかけるのはダメなの?」

「いやーボク料理下手なんすよー外で食べた方が絶対美味しいっすからね。」

うそ、そのカットやカラーの腕前さえあればお料理なんてできないはずないよ。ま、やりたくないだけなんだね。

というわけで家事をする男性が増えたとはいえごきげんパパ♡やこの美容師さんのように全く台所に立たない派と、たまの豪華料理でカレーのスパイスなんかを10種類以上揃えてみたりするプロ顔負け派に二分されるのではないかとごきげんママ♡は分析しておりまする。

それに比べて主婦というのはまあ多ければ365日3食を担当するわけですからそんなに手の込んだものを作っていたら日が暮れます。これは大いなる言い訳で、持続可能なデザートのご紹介の前振りです。

夏も近づく88夜をとっくに過ぎて冷蔵庫を開ける回数も増えてくるというもの。水出しの珈琲や紅茶を常備しておくとペットボトル飲料を買わずに済みます。それくらいの手軽さで作るのが冷たくてカロリーの低いおやつです。

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最も手軽なのはアガーというゼリーのような海藻由来の粉を使ったもの。750mlのタッパーにお水を入れて計量しお鍋にお水と24g程度のアガーを入れて沸騰したらすぐに止めてタッパーに戻すだけです。お茶漉しを通してダマを取り除くとなおよし。お砂糖を混ぜたきな粉と黒蜜をかけていただきます。

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こちらはそのアレンジで、インスタントコーヒーを大さじ3を加えて冷やしました。甘さは練乳のみ。こちらも家族に喜ばれます。

アガーに飽きたら寒天です。同じようにお水と粉寒天を沸騰させて固めるだけ。トッピングはあるもので。定番は粒あんと黒蜜です。

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フルーツや豆があれば贅沢ですね。

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一人分なら買い求めてもいいかもしれませんがちりも積もれば山となる、です。甘いものでほっと一息つきたい時に冷蔵庫に何かあるって嬉しいです。あずきを煮たり黒蜜を作ったりは省略。これくらいの手間ならサステナブルなようです。

それでは皆様もさわやかな1日をお過ごし下さい。


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