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最近マザコンは減っているのか

ごきげんママ♡も一人くらい男の子を育ててみたかったというのが見果てぬ夢ですが、不思議なことに同級生には男の子のママが多くていつも羨ましがられます。

娘とのランチやカフェ、ショッピングなどこちらにとっては日常のシーンが彼女たちには逆に見果てぬ夢らしい。大学から早々と家を離れると下宿に呼ばれることもなく、ラインをしても返信が来ないのが普通と嘆いています。え、何か月もラインの返信が来ない?そんなことが我が家ではこれまでなかったわ。ずいぶん距離が違うよう。

もちろん大々的に調査を実施したわけではなく、いつも通り少ないサンプルをもとに書いているのでこの限りではないことを最初にお断りします。

でもざっくり言って彼女たちは寂しがっていて、特に結婚が決まった男子を持つお母さんは嬉しさや安堵もありつつのウエディングドレスの試着について行ったりする私を羨望の眼で見ているようです。

1992年のドラマ「ずっとあなたが好きだった」を覚えておられますか?賀来千香子さんがお嫁さん、冬彦こと佐野史郎さんが息子、その母が野際陽子さんのマザコンをテーマにした傑作は『涙のキッス』というサザンオールスターズの主題歌とともに大ブームになりました。

あれから30年、今もマザコンと言われる男の人はいるのでしょうか。私の観察では逆に癒着した母と娘のほうが増えていて、そうならないようイマシメにしています。大体親が出しゃばってうまくいくことって小学生くらいまでではないでしょうか。

男の子は生まれた時からお母さんが大好きで本当は大きくなっても好きだと思うのです。でも表現が下手なだけ。どんなふうに愛情や感謝を表していいか、日本男性は知らないだけではないでしょうか。ハグもなければI love youでもない。

中学受験の国語の問題文で河合隼雄先生が書いておられたのは、人間は依存し合って生きていくものであること、それを排除すると自立ではなく孤立になってしまうということでした。

人間関係の中でも親子関係は特に難しいものですがすべての男子にお願いがあります。お父さんお母さんが元気なうちにたくさん連絡したり会ったりしてください。親孝行しようと思う時には親はなし、などとならないように。お父さんもお母さんもあなたからの連絡を待っています。

ごきげんパパ♡も私が言わない限りおばあちゃんに電話しなくて困っています。義理の妹からの督促もあり毎週末、同じことを繰り返しています。一度かけたら最後、延々と長電話になるので確かにちょっと大変ではありますが、大事に育ててもらったのだからにっこり我慢しましょう。

今日は大雨の恐れがあるようですね。無事な一日でありますように。

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<山下公園前>

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