天皇誕生日ですね
今日は暖かく穏やかな祝日になりました。
私が生まれた昭和は4月29日が天皇誕生日でした。そして平成は12月23日でしたよね、確か。令和は2月23日。一人の人の誕生で1億2000万人のカレンダーが変わるとはすごいことです。
それだけではなく年号(元号)が使用されているのは今では世界で日本だけということです。西暦と和暦の併用は時にはわかりづらいような、でも和暦で考えた方がピンとくるようなこともあります。たとえば終戦は昭和20年だったなど。
最近テレビやYouTubeで特に高齢の男性が「日本は天皇の国」と発言しているのを聞いて自分が選んでいるチャンネルに偏りがあるせいかと思っていましたが、こうして祝日や年号のことを改めて考えてみると日本における天皇制は私たちの生活と切り離せないものなのだと感じます。決して和歌や古典の世界で描かれるおとぎ話ではなく。
昨日はたまたま娘が上皇陛下のお車が通るところを見かけたそうです。物々しい警備で五分前から道は封鎖され自転車に乗っている人は下りるように指示されるとのこと、ありがたい場面だったと伝えてきました。
私のふるさとは神武天皇をまつった橿原神宮のある奈良県。お隣の三重県には伊勢神宮もありますし北の京都には御所もあります。どちらも厳かでいつも整然と清められていて特別な空気があります。
やはり日本は天皇の国なのでしょうか。諸外国からも尊敬と羨望を集めているとも聞き及んでいます。
それにしても生まれた時から身分が高い、とはどんなことなのでしょう。庶民の私には想像すらつきません。さぞご苦労が絶えないのだろうなあ。また外から皇室に入った女の人の大変さなど気が遠くなるようです。男系天皇、女系天皇の論議もされているようですが今は男性が外から皇室に入ることは許されていないということなのですね。話が難しくて理解が大変です。
この世の中は割り切れないことがたくさんありますが天皇制もなかなか割り切れないことの一つだなあとぼんやりした頭で考えています。深く考えるべきことと深く考えても仕方ないことのどっちなのでしょうね。え、税金を適正に使ってくれさえすればあとはお任せしますって?まあそれが一般の私たちなのでしょうね。
よい祝日になりますように。
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